アフター万博期を見据えた「タコパ旅 東大阪」の新展開
大阪・関西万博で国内外から注目を集めた大阪。その熱気が落ち着いた次を見据え、東大阪が個性全開の観光プロモーションが始動する。一般社団法人東大阪ツーリズム振興機構が2026年1月から展開する来街促進施策「タコパ旅 東大阪」だ。
同プロジェクトでは、〝東大阪らしさ〟を前面に押し出す。モノづくりのまち、人情味あふれる下町文化、そして思わずツッコミたくなる仕掛けの数々。訪れる人が「参加」し、「記憶に残す」ことを重視した体験型観光を目指す。
駄菓子を開けたら「この人、誰やねん!?」
企画のひとつが、東大阪発の駄菓子メーカー・ジャック製菓と連携したコラボ企画「この人だ〜れ?」。おなじみの世界の偉人シールに代わり、東大阪で実際に活躍する人々が登場する。
駄菓子を開けた瞬間、「誰やねん!?」とツッコミたくなる仕掛けで、人との出会いを観光体験に変える狙いだ。シールは市内の対象スポットでアンケートに答えた人に配布され、花園ラグビー場周辺では先行配布も予定されている。期間は2026年1月16日〜2月28日まで。
万博で話題の「ねじ体験」を旅の思い出に
大阪・関西万博で人気を集めた「ねじキーホルダー作り体験」も、「タコパ旅 東大阪」限定企画として復活。市内宿泊施設と連携し、宿泊者限定でオリジナルのねじキーホルダー作りが楽しめる。
〝モノづくりのまち・東大阪らしさ〟を〝持って帰れる体験〟を提供することで、東大阪らしさを旅の記憶として残してもらう仕組みだ。期間は2026年1月16日〜2月28日まで。
人情味あふれる店主、ソースの香り漂う下町をまち歩き

さらに、「タコパ旅 東大阪」まち歩きMAPの第5弾として、市内に約60店舗あるとされるたこ焼き店の中から、一部を紹介するマップを制作。路地にはソースの香りが漂い、気になる店を見つけたら一軒、また一軒とたこ焼きをつまみながら歩くことで、自然と食べ比べが楽しめる、東大阪ならではのまち歩きを提案する。
既存の布施(昼・夜)、石切、花園エリアのまち歩きマップとも連動させることで、限られた滞在時間でも回遊性を高め、満足度の高い周遊観光につなげる。
〝ほんまもんの大阪〟を体感する旅へ
「タコパ旅 東大阪」は、タイパ・コスパに優れ、パワフルな人や文化に触れられる新しい東大阪観光の提案だ。大阪市内からのアクセスの良さも生かし、アフター万博期も人を呼び込む持続的な観光モデルを目指す。
一度知れば、また来たくなる。
東大阪が仕掛けるのは、そんな〝ほんまもんの大阪〟が楽しめる体験だ。
東大阪公式観光情報サイト『ピカッと東大阪』
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