夏の野菜・果実飲料は需要拡大
カゴメは南海電気鉄道と共同で、食育イベント「駅de野菜をとろう!夏の野菜フェスティバル」を8月27~28日に大阪の南海難波駅中央改札前で実施した。両社による野菜提案コラボ企画は3度目となる。
カゴメは8月31日(ヤサイの日)に向けた野菜摂取の大切さを訴求する活動として、賛同する企業とのコラボを呼び掛けており、沿線各所で子育て世代が住み続けたくなる居心地の良い街作りを目指す南海鉄道が呼応する形でコラボが実現。
カゴメブースでは推定野菜摂取量が分かるべジチェック、一日に必要な野菜量を体験できる「目方でポン」を実施したほか、トマト苗の展示も行った。南海ブースでは輪投げや千本引きのミニ縁日企画に加え、特急列車ラピートとの写真撮影や難波駅施設を回るクイズラリーなどを行った。当日は親子連れなどでにぎわい、中にはべジチェックで高得点をたたき出す小学生も登場し周囲を驚かせた。
難波駅の1日当たり乗降者数は19万人。小売り店頭以外でも、消費者に野菜訴求を行いたいカゴメには魅力的なタッチポイント。2日間で野菜・果実飲料2千本を用意し、ベジチェック体験は500人を想定。こうしたキャンペーンを行うと店頭での荷動きは活発化し、定番価格でも売れるという。南海電鉄は7~8月にかけて沿線価値向上の夏休みイベントを29種実施しており、その最後をカゴメとのコラボで締めくくった。2日間でブースへの立ち寄りは千人を想定。
なお、カゴメの飲料事業は今夏、全国的に伸長しており、大阪支店でも2桁近い売れ行きに。主力の200ml製品はSMで好調に推移していることに加え、CVSの回復にも貢献した。
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