過去最多の346作品がエントリー
在日イタリア商工会議所(ICCJ)は7月10日、「第8回ジャパンオリーブオイルプライズ(JOOP)」表彰式をオンラインで開催した。
JOOPは、エキストラバージンオリーブオイルの品質の高さを日本や世界に向けプロモートする国際コンクール。2020年はイタリア、ギリシャ、日本など15カ国から、過去最多となる346作品(昨年比100品増)がエントリー。世界的な官能分析のトップに認定される国際的な審査員として、アルカ・ピエトロ・パオロ(イタリア)、ヴォイツク・パブロ(米国)らが遠隔での厳選なブラインドテイスティング審査を行い優秀作品を決定した。ストロング、ミディアム、デリケートの各部門から獲得した点数によるベスト・イン・クラス賞、金賞、銀賞が選ばれたほか、単一品種賞、PDO/PGI賞(原産地名称保護、地理的保護表示)、BLEND賞、オーガニック賞、国別最優秀賞を選出した。
また、今年度からは、日本の国内マーケットにおいて重要な要素の一つであるデザイン性を重視。ロゴやボトルデザインを通じて商品の素晴らしさを表現している生産者に向けた「JOOP DESIGN AWARD最優秀賞」を新設。日本を代表する建築家・隈研吾氏を審査委員長に迎え、次の優秀作品を選出した。
デザインアワード▽1等=ギリシャ起源の物語EVOO Sitia Lasithiクレタ—Artion Greek Foods(ギリシャ)▽2等=STALIÁギリシャ産エキストラバージンオリーブオイル— STALIAΒougatsosΚ(ギリシャ)▽3等=Bambatsa — JordanOlivenölGmbH(ヨルダン)、De Robertis Chiaroscuro —Azienda Agricola De Robertis SAS(イタリア)、セグレドスドコアプレミアムオーガニック—セグレドスドコア、LDA(ポルトガル)。
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