アスリート菌ミックス配合のＢＡＳＥサプリ
「ＡuＢ BASE」をPRする鈴木社長
アスリートの腸内細菌叢の分析・研究事業などを手掛けるＡｕＢ（オーブ）は、ビジネスアスリートに向けたサプリメント「ＡｕＢ ＢＡＳＥ」（１袋90粒入）を開発。フードテック事業に参入すると10月2日に発表した。
酪酸菌をメインに、29種類の菌を配合した独自の「アスリート菌ミックス」を開発。新商品「ＡｕＢ ＢＡＳＥ」は同菌ミックスがベースとなる。同社はオリンピックの金メダリストをはじめとする500人、1000検体以上のアスリートの便（腸内環境）を4年間かけて分析。日ごろから運動と食事に気を遣うアスリートの腸に棲む菌の種類や割合の傾向を突き止めた。この研究によりヒトの腸内の健康度合いは、酪酸菌の多さがカギを握るとともに、菌の多様性（種類の豊富さ）が重要な役割を果たすことを確認している。
販売は自社ＥＣサイトを立ち上げ、12月初旬から開始。価格は税込2728円を予定。これに先立ち、10月2日からクラウドファンディングサイト「Ｍａｋｕａｋｅ（マクアケ）」で先行予約販売を開始。同サイトでは支援者へのリターンとして5種の限定プラン（５５００～７万１５００円）を展開する。
サッカー元日本代表の鈴木啓太社長が10月2日に都内で会見し、サプリメントの開発経緯などを説明。メインターゲットはビジネスアスリート。現役を引退し、創業後は毎日満員電車で通勤するという鈴木社長は「ビジネスをしている人はハードな生活を送っている人が多いと感じる。日々のコンディションを整えたい全ての人に飲んでほしい」とＰＲした。
フードテックビジネス参入の第１弾は「アスリート菌ミックス」がベースのサプリメント
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