東京・青山のピエール・エルメ・パリでサンプリング企画
ダイドードリンコは世界的パティシエのピエール・エルメ氏との共同開発第2弾、小型PETボトルコーヒー「ピエール・エルメ×ダイドーブレンド カフェ・オ・レ ショコラ・ブリーズ」(500mlPET、160円)を、8月27日からコンビニルート(全国発売は9月9日)で先行販売を開始した。
新発売を記念し8月26日~9月9日の間、ピエール・エルメ・パリ 青山(東京都渋谷区)でサンプリングを実施。初日にはフィットネストレーナーの田辺莉咲子が駆けつけた。新商品はエクアドル産カカオとブラジル産コーヒーが調和したショコラ香るカフェ・オ・レ。黄色の帯が象徴的な日常に華を添える洗練されたパッケージにこだわった。
サンプリング初日に会見したダイドードリンコブランド戦略グループの土屋淳一アシスタントマネージャーは、商品とイベントの概要を説明。小型PETボトルコーヒーは昨年、飲料各社が相次いで発売したこともあり市場は前年比170%と活況を呈した。しかし、今年に入り伸長を続けてはいるものの鈍化は否めず、同社もテコ入れに向けた取り組みを模索していた。
特に女性飲用者の取り込みを強化しようと、商品開発に向け事前調査を実施。そこからはPETコーヒーには「本格的な味わいでない」「香りが良くない」といった不満が見えてきた。同社ではその課題を解決すべく、コーヒー本来の味わいを追求するダイドーと、エルメ氏が追求するショコラの香りを組み合わせた新商品の開発に至った。
土屋氏は「軽やかな飲み口ながら、しっかりショコラも香る。コンビニではほぼ全企業で採用された」と自信を見せた。新商品の市場定着を図るとともに、今後も女性認知が高いピエール・エルメブランドを活用したマーケティングを展開していく方針だ。
また、イベント中は店内にオリジナルラッピング自動販売機を設置。店舗での商品購入者に専用コインを配布し、自動販売機で新商品を無償購入できる体験型サンプリングを実施。体験者によるSNS拡散にも期待を込めた。
購入者第一号となった田辺さんは「かわいいパッケージで女性にも嬉しい」と語り、笑顔を振りまいた。
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