〝麹〟の可能性追求、キッチンカーでお披露目~東京・丸ビルにて~

プロジェクトメンバーの國吉氏㊥、田井氏㊨、林氏㊧

初のアルコール飲料とジェラート
〝麹の可能性を追求し、麹の未来を創る〟をコンセプトに掲げ、2023年8月からオリジナルブランド「ハナマルキ醸造 麹 研究室」(ハナマルケン)を展開するハナマルキ。夏の新メニューとして液体塩こうじを使った初のアルコール飲料「Koji & Lemon Ale(こうじ&レモンエール)」(350ml缶、800円税込)と、初の冷凍品となる「こうじジェラート」(100gパウチ、300円)を6月27日に新発売し、新市場に挑戦する。販売はECサイトおよび、同社「みそ作り体験館」館内売店。
新商品2品は、長年培ってきたハナマルキの麹の醸造技術と、地元長野の企業とのコラボレーションによって生み出された。「こうじ&レモンエール」は、伊那市で独自のクラフトビールを醸造する「In a daze Brewing(イナデイズブルーイング)」との協業で誕生。皮ごとピューレにした南信州レモンと、液体塩こうじを原材料に加えて発酵・熟成させた、アルコール度数4%の新感覚のエールに仕上がった。
また、「こうじジェラート」は、駒ヶ根山麓の豊かな自然の中でつくられた、すずらん株式会社の「すずらん牛乳」をベースに製造。ヨーグルトの旨味と風味を液体塩こうじが引き立て、まるでクリームチーズのような濃厚でコクのある味わいが特徴。
発売同日に丸の内ビルディングで行った発表会で、プロジェクトリーダーの國吉優子氏は、味噌以外に調味料やチーズなど新ジャンルへの挑戦を続けてきたとした上で、「(今回の新商品は)〝食シーンの創造〟に焦点を当て、夏の思い出作りと笑顔の提供を目指した」との狙いを説明。今後はキッチンカーを最大限に活用し消費者と接点を結びながら、「ハナマルキって〝こんな面白い会社なんだ〟と感じてもらえたら」などと話した。
また「こうじ&レモンエール」の開発を担当した田井円佳氏、「こうじジェラート」の林友菜氏が、ぞれぞれの開発の苦労話やこだわりのポイントなどを語った。子供から大人まで幅広い年齢層に届けたいとした。

ハナマルケンキッチンカー
同社では6月27日・28日の2日間、丸の内ビルディングの一角(仲通り沿い・エントランス付近)で、発売記念イベントを開催。ハナマルケンキッチンカーが登場し、新商品2品を販売する。東京観光などの際に、〝麹〟の新たな魅力や可能性に触れてみてはいかがだろうか。
●発売記念イベント=丸の内ビルディング(東京都千代田区丸の内2丁目4-1)
〈出店日時〉
6月27日(金)12:00~19:00
6月28日(土)11:00~17:00
〈販売メニュー〉
・こうじ&レモンエール800円(税込)
・こうじジェラート300円
・こうじ&レモンエール+おつまみセット(塩こうじチーズ+塩こうじナッツ)1000円
「ハナマルキ醸造 麹 研究室」公式 EC サイト
https://www.hanamaruki-shop.com/
ハナマルキ「みそ作り体験館」館内売店
https://misotaiken.jp/
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