奥田民生と吉川晃司が広島グルメの応援団長に／広島県

お気に入りは、奥田さんは「おこのみ」、吉川さんは「こいわし」

広島出身のアーティスト、今年還暦を迎えた奥田民生さんと、吉川晃司さんが応援団長を務める広島県の新大型プロジェクト「ＯＫ!!広島（おいしいけぇ、ひろしま）」が6月17日から首都圏を中心にスタートした。期間限定ユニット「Ooochie Koochie」を組む二人は、都内で行われた記者発表会でノリノリの広島弁トークで盛り上がりを見せていた。

2023年のＧ7広島サミット開催を機に、多くの観光地やグルメで盛り上がりを見せている広島県。昨年は宮島や広島平和記念資料館が過去最高の来場者数を記録。美術館やホテルが国際的な賞を受賞した。さらに広島駅周辺の整備も進む。広島県のグルメでは、カキやお好み焼き、レモンをはじめ、瀬戸内で獲れる魚介類、さらには比婆牛、日本酒などが有名。応援団長に就任した奥田民生さんは「お好み焼き」、吉川晃司さんは「コイワシ（カタクチイワシ）」を、思い入れの深いグルメとして挙げた。

お好み焼のことを「おこのみ」と表現する奥田さんは、「お好み焼きというと、大阪も入ってくる」とこだわり。「広島では街を歩けば、おこのみ屋にあたる。セブンよりも多い。どこの店もうまい」と語る。そのおこのみ屋での高校時代のエピソードとして、土曜日にカウンターの鉄板の熱気が来ない端っこで、皿を使わずコテで食べると話し、そこが空いてない時には「敗北感」すら感じたとか。「予熱で食べられる隅っこがええ。早く食べないと焦げるし」と笑わせた。

また、広島のお好み焼でおなじみ、そば（中華麺）が入っていることにも触れ、「うどんを使う店もある。マイノリティーだが」と話すと、「この人はうどん派なんです」と吉川さんへ話を振る。すると吉川さんは「矢沢さんも綾瀬もそうだ」と対抗し、会場を沸かせた。ちなみに、うどんの方が水分が多く熱くて食べにくいそうだが、吉川さんは全く平気だとか。