やさしい献立は25周年
キユーピーは、7月11日「UDF(ユニバーサルデザインフード)の日」を前に、介護にまつわる意識調査の結果を発表した。9回目となる今回は、仕事をしながら家族の介護を行うビジネスケアラーのUDF(やわらか食・とろみ調整)認知率と購入率を調査した。
やわらか食、とろみ調整とも、いずれも認知率は高いものの、一年以内の購入経験はやわらか食で21.8%(認知42.9%)、とろみ調整で12.5%(同26.3%)と少ない現状が5万人超の調査から浮かび上がった。
また、2023年の市販用UDF市場規模(インテージSRI+)は、約59億円(やわらか食44.5億円、とろみ調整14.7億円)。前年比103%(19年比122%)と年々伸長している。ビジネスケアラーは、今後の市場拡大のカギを握る可能性がある。
同社は1998年に日本で初めて市販用介護食を発売。99年に「やさしい献立」にシリーズを刷新し、今年で発売25周年を迎えている。
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