当初計画2倍超で今年2月から全国販売を開始
味の素は、昨年3月に自社通販サイトで発売した、日本初の炊飯器専用糖質ケア調理料「白米どうぞ」が累計100万食を突破したことから、今年2月から一般ルートでの販売を開始した。
「白米どうぞ」はいつもの炊飯時に1合当たりスティック1本を加えるだけで、おいしさはそのままに糖の吸収を穏やかにする、炊飯器専用の糖質ケア調理料。自社の酵素技術を応用した。発売からわずか10カ月で当初計画の2倍以上となる、累計100万食を突破し好評だったことから、全国販売に踏み切った。
3月24日には同社本社食堂でPRイベントを開催した。登場したのは「どうぞどうぞ」のギャグでもおなじみのダチョウ倶楽部。グルメ通としても知られる寺門ジモンさんが目隠しして、「白米どうぞ」を使っているごはんか否かを当てる企画も行った。
また同社は、糖質ケアに関する意識調査(1,010人/2月27日~3月2日)も実施。70%近い人が糖質ケアを出来ていないと回答し、特に50代と60代以上の男性が糖質ケアに対する意識が低い結果(半数程度)となった。逆に最も意識が高かったのは20代男性(70%超)だった。
「白米どうぞ」の担当で、同社コンシューマーフーズ事業新領域Gの竹澤拓也氏は、「リピート率が高く、売り上げの7割はリピーター。ただ認知率が7%程度と低い」と課題を挙げつつ、今後は他企業との連携やさらなる技術革新にも注力していく考えを述べた。
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