自社ECサイトでメタバース活用を検証
創業1712年の総合食品卸・国分グループが、自社EC店舗「ROJI日本橋 ONLINE STORE」にバーチャル空間を構築し、蔵元探訪を可能にした。11月20日に公開されたコンテンツを通じて、食品業界全体のメタバース活用の可能性も探る。
3D制作・管理クラウドサービスを提供するbestat社(東京都文京区、松田尚子社長)の技術を活用し、VRChatのバーチャル空間上に「嘉泉」を販売する東京の蔵元「田村酒造場」(東京都福生市、当主:田村半十郎)をもとにした蔵元ワールドを構築し、公開した。ユーザーはアバターで蔵元を訪れ、コンテンツを楽しめる。「ROJI日本橋 ONLINE STORE」では、これまでにオンラインとオフラインを相互活用したOMOマーケティングを行ってきたが、そこにバーチャルを加えることで、さらなる高いコンテンツの提供を目指す。
また、今回は蔵元ワールドに訪れた人全員に、「嘉泉」のロゴ入り3Dアイテム「木升」をプレゼント。さらにアンケートに答えた人全員に、「嘉泉」のロゴ入り3Dアイテム「前掛け」をプレゼント。12月中旬には「人気VTuberと巡る、バーチャル蔵元探訪ツアー」を実施する。
公開サイト
https://vrchat.com/home/world/wrld_0290c521-03ce-44c6-9614-999bce642e77
ROJI日本橋 ONLINE STORE
https://www.roji-nhb.jp/blogs/news/virtual_kuramotoworld
田村酒造場
https://www.seishu-kasen.com/