愛媛県の中村知事も期待寄せる
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さかなクンもおいしさに大感激
くら寿司(大阪府堺市、田中邦彦社長)は、AI技術によるスマート養殖で育てた「AI桜鯛」握りずしを3月11~15日の期間限定発売。一貫110円。同日から愛媛県フェアも実施。
同社は回転ずしチェーン初の水産専門会社「KURAおさかなファーム」を昨年立ち上げ、最新のICTやAI技術を活用したスマート養殖を展開。愛媛県内では真鯛の委託養殖による実証実験を開始し、ウミトロン(東京都品川区、藤原謙代表取締役)が開発したスマート給餌機を試験導入。AIが魚の食欲を解析し、自動で適切な量とタイミングの給餌が可能。いけすの様子は遠隔で確認でき、漁業者の負担を減らせる。実験成果を基に、宇和島市内の養殖業者3社と契約を結び、今年6月ごろから事業を本格始動させ、養殖魚は全量買い取る。
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AI桜鯛の握りずし
発売を前に愛媛県庁で4日、発表会を開催。田中信副社長が一船買いやスマート養殖など、漁業創生に向けた取り組みを紹介した。さらに魚類博士のタレントのさかなクンが登場。試食して「脂がのって跳びはねるおいしさ」と大感激。中村時広愛媛県知事も「水産王国えひめの良さを発信できる」と期待を寄せた。
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田中副社長㊨と中村知事
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