目指したのは、やかんで煮出したあの味
コカ・コーラシステムは、同社初の麦茶ブランド「やかんの麦茶 from 一(はじめ)」を4月26日から発売する。
目指したのは、やかんで煮出した本格的な麦茶。麦茶に適した厳選大麦を昔ながらの砂焙煎と熱風焙煎で仕上げ、それを独自の高温煮出し製法に大麦エキスを加えることで、これまでにない香ばしさと甘さを併せ持つ麦茶を実現した。パッケージも老若男女問わず手に取りやすく、どこか懐かしくも新しい親しみのあるデザインを採用。発売に合わせテレビCMをはじめ、大規模プロモーションでトライアルとブランド認知を図る。
日本コカ・コーラマーケティング本部ティーカテゴリー麦茶ブランド担当マネジャーの竹井仁美氏は、2月22日に開催したオンライン発表会で商品の概要を説明。麦茶飲料市場は夏場の猛暑、小型PETの増量化などを背景に過去10年で約116%と大きく成長し、今年は1480億円を見込む。飲用者も増え、特に20〜30代は無糖茶の中では緑茶以上に飲まれている。夏場だけでなく秋冬の飲用機会も増え、通年化も進行。市場は今後も成長が期待できると判断し、新ブランドの開発に踏み切った。
竹井氏は、最もこだわったのは味わいだと強調。事前調査では「すっきりしていて飲みやすい」「香ばしくゴクゴク飲める」と高評価を得ており、「大麦のシンプルな味わいで差別化していく」と自信を見せる。またラインアップは4種類で、チャネルに合わせ提案。コンビニにはパーソナル需要の650mlPET(140円)と950mlPET(156円)。スーパーには650mlに加え、ファミリー需要の2LPET(331円)。自販機には600 mlPET(140円)で、多様化するニーズに対応する。
公式サイト
https://c.cocacola.co.jp/yakan/
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