THE FOOD WEEKLY

TOP NEWS イベント・講演 麺類 乾物

金トビ志賀&キッコーマンが優勝/乾麺グランプリ2025

投稿日:

選べる2部門が好評

表彰式にてグランプリ受賞の喜びを分かち合う

日本最大級の乾麺の祭典「The乾麺グランプリinTokyo」(主催:全国乾麺協同組合連合会、日本アクセス)が5月17・18日の2日間、東京の駒沢オリンピック公園中央広場で開催された。初日はあいにくの雨天ながら、テント下で乾麺メニューを楽しむ多くの来場客の姿。好天に恵まれた2日目は客足を伸ばし、特にテレビ番組(シューイチ、王様のブランチ等)で取り上げれたブースには朝から長い行列ができていた。なお来場者数は2日間で1万4000人を数えた。

今年で6回目の開催となった「The乾麺グランプリinTokyo」には、乾麺と調味料メーカーを中心に41社が出店。提供されたメニューは麺本来のおいしさを味わう「こだわり乾麺部門」と、中華や洋風など創意工夫に溢れた「アレンジメニュー部門」がそれぞれ17メニュー、合計34メニュー。「こだわり乾麺部門」では1杯250円と、グルメイベントでは異例の低価格での販売。また1杯500円の「アレンジメニュー部門」についても、原材料コスト度外視のお得なメニューがズラリ。この全34メニューは、家庭でも楽しめるようにレシピをクックパッドのレシピサイトで公開し、会場ではレシピブックも配布し、乾麺市場の活性化に重点が置かれた。

またステージでは、そば愛好家として人気の池森秀一さん(DEENヴォーカル)と、ゴルゴ松本さん(17日)、元AKB48で現在は女優やモデルとして活躍する永尾まりやさん(18日)を交えたトークショー。ミス揖保乃糸や茨城県非公認マスコットキャラクター・ねば~る君も登場し、イベントを盛り上げた。

その他、会場では乾麺とお酒のペアリングを提案するブースや、池森さんプロデュースの「SOBA CAFE IKEMORI」も出店。毎年好評の「ガリガリ君ソーダ」の無料配布(各日3千本)や、愛犬と一緒に来場する人も多いことから「ちゅ~るアイス」の無料配布(各日100本)も行われた。

さらに今年は食の体験コーナーも充実。様々なだしの飲み比べが出来る「だしBAR」や、焼海苔体験(佐賀県有明海漁業協同組合協力)、ぬか漬け体験(コーセーフーズ協力)のブースにも列ができるほどの盛況ぶりだった。

そして、来場者の投票等で決まるグランプリの表彰式が、イベント2日目の最後に行われた。「こだわり乾麺部門」は、うどんの部の金トビ志賀が提供した「名古屋の夏の定番 冷しぶっかけきしめん『きしころ』愛知県産小麦『きぬあかり』使用」、「アレンジメニュー部門」では、キッコーマンが提供した「前回大会総合グランプリ考案!絶品!玉子に乗った山盛り豚すきのあま旨そば」がそれぞれグランプリに輝いた。キッコーマンは特別賞BESTBUZZ賞とのW受賞となった。その他の受賞は次の通り。

こだわり乾麺部門=そばの部/山本かじの「元祖の味!誕生50周年こだわりの十割そば」▽そうめんの部/三輪素麺振興会「細さ際立つ『三輪の緒環』使用冷やし手延べ三輪素麺」▽中華麺の部/星野物産「2種のつけ汁『冷やし中華風・担々麺風』で味わう〝モッチリ〟ざる中華そば」。
アレンジメニュー部門=準グランプリ/日本アクセス「長崎のうまかもん満喫!お揚げを開けばあふれる長崎牛&五島美豚と五島うどん」▽3位/ハウス食品「『中国菜エスサワダ』澤田シェフ監修!にんにく香るコク旨油そば風そうめん」。
特別賞=全国乾麺協同組合連合会賞/稲庭うどん小川「4日間の熟成が生むコシとのどごし。とろろ昆布と三つ葉が香る、上品な稲庭うどん」▽日本アクセス賞/マルハニチロ「極旨ももから揚げと野菜たっぷり 月花さばみそ煮コク旨カレーつけ麺」。

previous arrow
next arrow
Slider

2025年5月26日付

-TOP NEWS, イベント・講演, 麺類, 乾物

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.