8千人超が来場し大盛況
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5年振り開催で大賑わい
東日本コーヒー商工組合は2月22~23日、設立80周年記念イベント「コーヒーサミット2025」を東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区)で開催。5年ぶりの開催ということもあり、多くのコーヒーファンが詰め掛け、2日間で来場者8000人超と大盛況となった。
会場には、組合員企業らから過去最多の26社が出展。各社ブースでは、産地、焙煎、ブレンドにこだわった自慢のコーヒーを並べ、ハンドドリップの実演などによる抽出、試飲、販売を行い、来場者は「おいしい」「これにしよう」などと言いながらコーヒーを買い込む姿が見られた。
プレゼント抽選会を行う企業もあり、キーコーヒーはフラッグシップブランド「トアルコ トラジャ」の試飲とともに、「クリスタルドリッパー」などが入ったハンドドリップセットが当たるガラポンを実施し長蛇の列ができていた。
また新たな試みとして、インテリジェントセンサーテクノロジー社の味覚センサーを用い出展企業のコーヒーの味わいを苦味・酸味を基準に数値化。各社のコーヒーを味覚マップでポジショニングし、会場やパンフレットに掲載することで来場者は好みの味わいを探す参考にしていた。
同組合の畔栁一夫理事長(松屋珈琲店社長)もブースに立ち、コーヒーのほかTシャツ、キャップなどオリジナルグッズを販売。多くの来場者に感謝し、「想定を上回る賑わいで上々の開催となった」と満足気な表情を浮かべた。
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ブースに立つ畔栁理事長
2025年3月3日付