5年めどに埼玉に拡大
イオンネクストは、イオンのオンラインマーケットの「Green Beans」を7月10日にグランドオープン。同日に日本初の顧客フルフィルメントセンターである誉田CFCが本格稼働した。
イオンと提携した英国テクノロジー企業のOcado Group plcの子会社、Ocado Solutionsとともに最新デジタル技術、機能を活用して、画期的な買い物体験を提供。まずは東京都5区(新宿、渋谷、千代田、中央、太田)、千葉県3市(千葉、船橋、習志野)からサービスを開始した。
配送対応時間は朝7時~夜23時までの1時間単位。翌日配送で14日先までの注文が可能。最低購入金額は4000円。送料は330円からで、配送時間により変動する。品ぞろえは、ミールキット、冷凍食品、大容量パック、日本の名産品、ベビー用品や医薬品、ペット用品などと幅広い。中でも特徴の一つに掲げるのが〝鮮度〟。最先端のオペレーションにより3温度帯で鮮度管理し、トラックの配送時もコールドチェーンを保つ。
誉田CFCのグランドオープンセレモニーで、イオンの吉田昭夫社長は、「当社のデジタルシフトの象徴。リアルよりも高鮮度を実現できた」と話した。
利用者は現在、プレオープンや事前登録などを加え、1万人以上が買い物できる状況にある。3~5年での成長を見据え、規模を5~7倍拡大していきたい考え。取扱品目は、2万2000SKUでスタート。ここから段階的に増やし1年後には最大値の5万SKUに到達させ、エリアも東京23区に拡大する。なお、3つ目の拠点となる埼玉県エリアは、5年をめどに進出の計画。
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