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来場者数8万人超え/スーパーマーケットトレードショー2026

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27年は年2回の開催に

横山会長

2月18日から20日までの3日間、幕張メッセ全館で、第60回スーパーマーケット・トレードショー2026(SMTS2026)とデリカテッセン・トレードショー2026(DTS2026)、第21回こだわり食品フェア2026とあわせ、食品流通業界の最新動向を示す一大商談展示会として国内外の関係者が集結した。会期中の来場者数は8万人(前回約7.7万人)を超え、反響の大きさがうかがえた。

初日18日の開場に先立ち、オープニングセレモニーを実施。主催者を代表して、一般社団法人全国スーパーマーケット協会会長である横山清氏(アークス会長・CEO)が登壇した。新政権が発足し、消費税減税などへの関心が高まる中、「実際にやるのは我々。国民生活のために努力する」と述べ、生活インフラを担う小売業としての責任と覚悟を強調した。来賓として、経済産業省商務・サービス審議官兼商務・サービスグループ長の井上博雄氏、農林水産省 大臣官房新事業・食品産業部部長の高橋一郎氏があいさつ。関係者によるテープカットで展示会は盛大に幕を開けた。

60回目の節目となったSMTS

60回目の節目となったSMTSは、国内外2151社・団体、3671小間が出展。地方自治体・金融機関取りまとめによる都道府県ブースを含め1400社超の地方メーカーが参加し、海外からも17カ国99社が出展するなど、地域色と国際色の双方を強めた。スーパーマーケットにおける冷凍売場拡大を背景に「冷凍ゾーン」を拡充し、55社・129小間を集積。ご当地冷凍食品の特設展示も行い、時短・簡便ニーズを捉えた商品提案が目立った。

DTSは56社・団体、271小間で構成。中食市場の高度化を映し出す商材が並び、応募総数1万5489件から66品を選出した「お弁当・お惣菜大賞2026」の展示・表彰も実施した。会場では受賞商品のパネル展示や一部商品の販売、実演を交えた試食企画などを通じ、売場づくりの具体策を提示。惣菜関連情報をまとめた冊子の配布も行い、情報発信機能を強めた。

SMTS2026、今年も国分が存在感!

会期中は小売物流、Future Store、スーパーマーケット白書などをテーマにしたセミナーも開催され、業界関係者の関心を集めた。60回記念企画として設けた特別展示では、1964年の初開催からの歩みを振り返るとともに、変化の激しい市場環境下での次の一手を提示した。

また、次回開催に関する新方針も発表された。SMTSは2027年から年2回開催(2月・7月)へ移行する。7月開催(28〜30日)は生鮮分野に特化した専門展示とする計画で、青果・水産・畜産などのカテゴリーを中心に、産地連携や鮮度管理、売場づくり提案を強化する方針だ。春の総合展(2月17〜19日)と夏の生鮮特化展という二本立てに再編することで、商談機会の高度化とテーマ性の明確化を図る。開催形態の大きな転換となるだけに、出展社・来場者双方にとって戦略再構築を促す動きとして注目される。

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