総合グランプリは石丸製麺
第4回「The乾麺グランプリ2023」が5月20・21日に、駒沢オリンピック公園中央広場(東京都世田谷区)で開催され、約1万3千人の来場者で賑わいを見せた。消費者投票等で決まる総合グランプリには、初の栄冠となった石丸製麺の「極上オリーブ牛と瀬戸内レモンの讃岐肉ぶっかけとろろうどん」が選ばれた。
待ちに待った4年ぶりの開催となったが、開催前日は雨の中での会場設営に続き、当日朝も小雨が残る中での開会式。しかし、主催者でもある全国乾麺協同組合連合会と日本アクセス、ならびに出店メーカー関係者ら大勢の願いが届き、天候も回復し来場客数が伸び、多くの人が乾麺のおいしさを堪能する姿が見受けられた。
今回は過去最多となる28品の乾麺メニューがエントリー。さらにそば愛好家としても知られ、各種メディアで活躍するDEENのヴォーカリスト・池森秀一さんはブース出店のほかに、特別ゲストの料理研究家・リュウジさん(20日)、手品師・マギー審司さん(21日)とともに、イベントステージでのトークショーに花を咲かせた。その他、ステージでは先日決まったばかりの「2023ミス揖保乃糸」の久本小茄未さんも登場。おいしい素麺のゆで方のコツなど、揖保乃糸の魅力発信に明るい笑顔を振りまいた。
うどん・そば・そうめん・中華めんの各部門で得票の多かったメニューをそれぞれ選出し、その中から「総合グランプリ」を決定する。そして、見事総合グランプリに輝いたのは、うどん部門1位の石丸製麺「極上オリーブ牛と瀬戸内レモンの讃岐肉ぶっかけとろろうどん」。表彰式では笑顔がはじけた。
部門賞では、そば部門は、キッコーマン食品「やみつき極旨肉そば」。そうめん部門は、エスビー食品「スパイシーCURRY素麺~ゴロゴロ焼豚とトマトトッピング~」。中華めん部門は、はくばく「柚子香る鴨の旨味とネギの甘み味わう冷やし鴨だしらーめん」。
特別賞では、全国乾麺協同組合連合会賞に池島フーズ「池森さん考案『抹茶ソイラテつけそば』」、日本アクセス賞にハウス食品「『SPICY CURRY 魯珈監修のカレーうどん』を使用した、スパイシーカレーうどん」がそれぞれ選ばれた。
WEB先行記事