100周年の感謝とともに、お好み焼き市場の活性化へ
オタフクソースは、お好み焼き店など外食ユーザー、新規開業を希望するユーザーを対象とした業務用提案会「活力フェア2022」を3年ぶりに東京、大阪、広島で開催する。11月に迎える創業100周年の感謝を伝えるとともに、「お好み焼でつながる笑顔の輪」をテーマにお好み焼き市場の活性化を図っていく。
感染対策から招待人数を制限した会場では、「トレンドメニュー」「食品ロス対策」「インバウンド対応」「人気メニュー」「新商品コーナー」の5つのブースで展開。3会場それぞれで特色あるメニューを社員自らが調理実演し提案する。
5月17・18日の2日間、東京都立産業貿易センター台東館で行われた東京会場には666人が来場した。「百の感謝 百の未来へ」をテーマに、30年前にはほとんどのスーパーで見られなかったお好みソースが取り扱いを広げ、お好み焼き文化の普及に貢献してきた外食店への感謝と、コロナ禍での困りごとに応える提案を展開した。
同社が昨年末に首都圏のお好み焼き店等に調査したところ、「20時以降の集客が戻らない」「首都圏は夜のイメージが強く、ランチ需要が取り込めない」「コロナ禍で他業種に押され気味」といった声が聞かれた。そこで専門店の味を持ち帰れるテークアウトメニュー、品質(経時変化)の強化。鉄板を使った中華やイタリアンなどアレンジ料理、ユニオンブランドの生ソースで鉄板焼カツの提案、シマダヤ、伊那食品工業も協力出展し、グループ入りしたナカガワも含めた幅広い提案となった。
なお、大阪会場は6月8・9日にマイドームおおさかで、広島会場は6月14・15日に広島市中小企業会館で開催を予定。両会場とも1,500人を招待する。
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