オープンイノベーションで「食のアイデア」募集／キユーピー

「kewpie Open Innovation 2021」始動

AUBAエントリーサイト

キユーピーは、社会課題の解決を図りながら食の新たな可能性を探ることを目的とした「kewpie Open Innovation 2021」を5月11日にスタートした。

「kewpie Open Innovation 2021」は、さまざまな分野からアイデア・技術などを募る共創プロジェクト。多様化する価値観やニーズに応えるため、これまで社内中心に行ってきたアイデアなどを幅広い分野の企業・人材から募集することで、社会において実装可能な商品やプロモーションを模索するもの。
これにより、社会課題の解決と新たな食生活・食文化の創造を目指す。

募集テーマは、(1)食品ロスを解決する食品未利用部の活用と、(2)ドレッシングを通じた新たな食生活の創造の2点。
なお、今回は「食品に関わる技術・アイデア」のみの募集であり、健康促進などの機能性素材の技術・アイデアは本テーマでは対象外となる。

(1)食品ロスを解決する食品未利用部の活用
野菜や卵の未利用部を活用した新商品アイデアや、未利用部の価値を高める加工技術などの「新たな食品開発の技術・アイデア」（例：子ども・ベビー向け食品、機能性表示食品、ペットフード）と、食以外の商品や素材に生まれ変わらせる「アップサイクルの仕組み・技術・アイデア」（例：食品包装材、食器、肌に優しい石鹸・洗剤）など。

(2)ドレッシングを通じた新たな食生活の創造
ドレッシングを調理に活用することで、料理をさらにおいしく・健康的バージョンアップさせるなど、楽しむ要素なども加えることで、家庭内での調理課題を解決。新たな食の楽しみ方を普及させていく。
野菜をより多く摂取するきっかけ作りや「食をより簡単で健康的に楽しむプロモーション手法のアイデア」（例：食育サービスとの連携、フィットネスなどのヘルスケア関連との連携、家庭菜園アプリとの連携）など。

アイデアなどのエントリーは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」(※)より受け付ける。受付期間は8月8日まで。
（※AUBAの利用には事前に無料のユーザー登録が必要）

寄せられたアイデアや技術情報などは、「kewpie Open Innovation 2021」プロジェクトを担当するキユーピー研究開発本部により、アイデアの幅を広げながら商品化など、社会実装を加速させる。