2020年バレンタイン限定商品を発表
ゴディバジャパンは、10月30日にベルギー王国大使館で「GODIVA2020バレンタインコレクション」を発表。ジェローム・シュシャン社長が今後の事業戦略について説明した。
ゴディバは日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドでの海外展開を主力とし、中でも日本が全売上高の大部分を占めている。今年6月3日付で親会社が独立系ファンドのMBKパートナーズに変わり、日本法人の傘下に本国・ブリュッセルの工場を置くなど、日本市場の強化を鮮明にしてきた。MBKパートナーズの日本での実績は、ユニバーサルスタジオジャパン、田崎真珠、コメダ珈琲など大手企業への出資が有名。本国・ブリュッセルの工場も名称を「Manufacture Belge de Chocolats」に改名している。
シュシャン社長は今後の日本市場での展開について、新たにカフェ業態を200店舗出店する計画を発表した。キーワードは〝experience〟。朝から夜まで楽しめる空間を提供する。すでにニューヨークで展開を始めているが、日本では来年9月、10月頃の出店を予定する。
さらに必ずシェフがいる「アトリエ」は、現在の3店舗から15店舗まで出店を計画。百貨店や商業施設に入る約300店舗を含めた店舗と、CVSなどその他チャネルで展開する商品を含めて、〝憧れだけれど身近な存在〟を目指す。そして、デジタルプラットフォームを介した統合オムニチャネルモデルへと発展させていく。
なお、来年のバレンタイン商戦に向けて、〝カカオからはじまる、6つの物語。Chocolate Chronicle(チョコレート クロニクル)〟をテーマに構成。「チョコレートクロニクルス ウィートコレクション」、「チョコレートクロニクル シックコレクション」、「Gキューブ」、さらにはカラフルな焼き菓子など豊富なバレンタイン限定商品を2020年1月10日から2月15日まで全国で発売する。
この他、一部店舗での催事として20~40代女性をターゲットとしたチョコレートアイスバーやソフトクリーム、ソフトクリームデセール(カップ入り)を販売する。
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