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「健康×夏」テーマに猛暑・二極化対応を訴求/加藤産業

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春夏新製品発表会、626社出展・約8200品目を展示

再注力のMUTTIを展示会で訴求

加藤産業は1月15・16日、「第53回2026春&夏の新製品発表会」を神戸国際展示場で開催。出展企業は626社(常温384、菓子41、チルド・日配・冷凍82、酒類119)が約8200品目(常温5600、菓子700、チルド・日配・冷凍1400、酒類500)を出品。うち新製品は2000品目程度だった。全国の量販店やスーパーなど取引先は約5000人以上が来場した模様。

昨年は過去最も暑い夏となり、今年も猛暑が予想されることから「健康×夏」と銘打ちテーマコーナーを展開。夏バテ防止には「ちょい足し&味変で食欲増進と夏のごはんづくりをお助け!」、腸活&温活には「Wの健康活動で夏の体調管理はバッチリ!」を提案。
今春の新製品トレンドとしては常温品が「カスタマイズ商品」(Z世代を中心に食品やサービスを自分好みにカスタマイズする傾向)、「COOLグルメ」(冷やす・凍らせる商品が増加)、「手間キャンセル」(レンジ調理など時短商品が拡大)。低温品は味だけでなく食感や音など五感で楽しむが多く、一方で健康志向の拡大から「五感×ウェルネス」を提案。酒類は夏に需要が高まる「スパークリングワイン」、菓子は「プチ贅沢」を紹介した。

会場入り口周辺ではオリジナル商品の試食コーナーを積極展開。「MUTTIキッチン」では関西を拠点に活躍する松本喜宏シェフが、MUTTI商品を使用した、家庭で手軽に作れるレシピを紹介。また「カンピーキッチン」では運営メンバーによる新製品を使用したレシピを紹介し、調理実演も実施。
「KSBメーカーコラボレーション企画」では「シマヤ×ヤマサ醤油」「ニッスイ×ヤマモリ」のコラボのほか、アヲハタ、江崎グリコ、オタフクソース、カゴメ、キーコーヒー、J-オイルミルズ、日清製粉ウェルナが夏にぴったりの涼味メニューを提案した。「レタスクラブ」コーナーではタイランドブリッジ、マルシンフーズ、日清オイリオグループが“すぐできヘルシー ごはんとスイーツ”をテーマにメニューを展開。
このほか低温ではFIFAワールドカップに向けた朝食・おつまみ商材を紹介したほか、クロスMDとして味変を提案。酒類では夏のスパークリングワイン、菓子ではグループの植島、カトー菓子を訴求。地域メーカーを一堂に集めたディスカバリーニッポンでは全国のこだわりメーカー93社が、それぞれの商品の魅力を発信。また各支店で推奨するメーカー26社も紹介した。

●年末年始商戦

中村専務

15日に展示会のメディア説明会を行った中村考直専務によると、曜日回りや関東で多雨だったことなどが影響し、12月商戦はクリスマスが不振、大晦日などの年末は需要が増加。同社としても12月の売上げはかろうじて前年実績を確保できた印象。

12月の反動から1月4日は得意先小売業の売上げが大きく伸びた。年末といえば、消費が大きく動くタイミングだったが、今は通常の売り場プラスαという感じ。とはいえ年間で最大のヤマ場には違いなく、何らかのテコ入れ策が必要だろう。

もちろん物価高も大きく影響している。買い上げ点数の減少は止まるところを知らず、二極化傾向もますます顕著でアッパー商材と価格訴求品の格差は開くばかり。中村専務は「二極化自体、ずいぶん前から言われているが、昨年の夏ごろから、今までとは少し異なる二極化を感じるようになった。二極化の中にさらに格差があるイメージ」としており、こうした難局を乗り越えるためにも新製品による活性や新需要の創造が不可欠と話した。

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