1号店で周年セレモニー

アメリカ風の外観で開業時を再現した桜塚店

竹増社長

QRを読んで50年前の売り場を体感
今年50周年を迎えたローソンは6月12日、1号店となる桜塚店で記念セレモニーを行った。
同社は大阪府豊中市に1975年6月14日、「ローソン桜塚店」を1号店としてオープン。50周年を迎え、今も営業を続ける同店の外観を、開業当時のレンガ造りをイメージしたアメリカ風の店構えに再現(6月30日まで)。
さらに同店のみの企画として、店内に設置されたパネルの二次元コードを読み取ることで、創業当時の売場をスマートフォンで見ることができるようにした。全国的な企画では専用のURLにアクセスし、店外のローソンのミルク缶の看板やロゴにスマートフォンをかざすと、スマートフォン上でロゴが変化するAR動画が楽しめる。
オープン当時はパーティーフーズが目玉商品で、ハムやソーセージなどの計り売り、パーティー用のオードブルの配達も行うなど、高級スーパーのようなイメージだった。セレモニーで挨拶した竹増貞信社長は「オイルショック冷めやらぬ当時としては、先進的なチャレンジを行っていた。その精神をDNAに刻んで今後の成長につなげたい」と話した。
このほか和田祐一専務や金山ぼたん店長が挨拶。さらに同店開業当時に勤務した清水勝也さんが「ショーケースのデリカを多くのお客さんに買ってもらった。生ハムや食パンを手カットでスライスした」、同じく田宮和代さんは「加盟店の人が研修に集まる店舗でもあり、多くの人の質問攻めにあった」などと当時を振り返った。

左から田宮さん、金山店長、竹増社長、和田専務、清水さん
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