先頭の客はコメを手に喜ぶ

大阪でも大勢が詰め掛けた備蓄米販売

川本支社長自らコメ配布
イオンは政府が管理する備蓄米を随意契約で調達し、6月2日からイオン大阪ドームシティ店で先行販売を開始した。6月1日からのイオンスタイル品川シーサイド店に続く先行販売で、同じく2日には千葉、愛知の各1店舗でも販売を開始。先行販売の4店舗で5㎏・1.8万袋を展開する。
2日、イオン大阪ドームシティ店の前には販売開始となった午前8時前で850人が行列を作り、同店では入り口に4800袋を積み上げ顧客を迎え入れた。
行列の先頭のお客さんは前日の午後10時から泊まり込み、コメを手にして喜びをあらわにした。また、イオンリテールの川本昌彦西日本カンパニー支社長は「温度・湿度管理され厳正なテストをクリアしているコメだけに、とてもおいしい」と絶賛した。
イオングループは5月28日に備蓄米販売の随意契約を締結し、約2万tを調達すると30日に発表。扱う商品は国産備蓄米5㎏で、当面は1980円(税込2138円)。6月中旬以降、関西の他の店舗へ順次拡大するが、どの店にどの程度分配するかは今後決定する。
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