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ビオラルうめきた店が3月21日にオープン/ライフコーポレーション

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気軽なカフェ併設型店舗

関西初のカフェ併設型ビオラルが開店間近

選べるランチプレート

大阪で3月21日に開業するグラングリーン大阪ショップ&レストラン南館の地下1階に、ナチュラルスーパーマーケット「ビオラルうめきた店」が同日オープンする。ライフコーポレーションが展開するビオラル店舗として10店舗目(関西4店舗目)で、関西では初となる「ビオラルカフェ」を併設した店舗。また物販コーナーでは100種類以上の新商品が登場する。

【店舗概要】所在地/大阪市北区大深町5-54▷売場面積/330㎡▷品目数/約3200種類▷営業時間/物販10~22時、カフェ11~21時(ラストオーダー20時30分)▷店長/兵頭智貴▷カフェ席数/44▷駐車場(施設共用)/165台

今回の特長はなんといってもカフェ併設型店舗であること。オーガニックや自然派食品などをうたう店舗には「そこまで健康志向じゃないんだけど…」と”敷居の高さ”を感じて、関心はあっても入店を戸惑う人も多い。その点、同店舗のカフェでは物販コーナーで販売する商品が、メニュー原料の大半を占めるため、カフェで実際の味わいや素材を確認してから関心のある商品を物販コーナーで確認できる。カフェメニューを家庭で再現することも、比較的行いやすいという特長がある。自身や家族の健康を、今よりもう少し考えてみたい-と思う人には、ちょっとした学びの場ともなりそうだ。

カフェメニューは「選べるランチプレート」がおすすめ。主菜+副菜(1品もしくは2品)+ご飯(玄米もしくは白米)+みそ汁のセット。注文を受けてから調理するので健康的だけでなくおいしさも満喫できる。このほか「店内仕込みのキーマカレー」や「ビオラルスイーツ3種盛り」も話題を呼びそう。ほとんどのメニューがテークアウト可能で、うめきた公園に持ち込んでピクニック気分を味わうのも良いかも。カフェ入り口のショーケースには熟成有機みそを使用した「米粉のマフィン」や店内で手作りしたジェラートなどスイーツが充実。ドリンクも豊富にそろえており、オーガニックのコーヒーやビール、果汁100%ジュースなどが楽しめる。

物販における期待の新商品は、有機ナッツ・ドライフルーツで40種類を展開。定番のミックスナッツをはじめ、クルミやピスタチオ、ひまわりの種などが登場し圧巻の売り場を実現。また健康イメージが高いことで人気の有機スパイスも30種類と続々発売。このほか100%果汁・野菜ジュースや健康・美容効果が注目を集めるシリカ天然水などに加え、既存人気商品の玄米ごはん(パックご飯)シリーズには玄米と小豆・もち麦・黒米を一緒に炊き上げた商品が登場。
地域活性をテーマとした新商品も。梅田・茶屋町のビル屋上に養蜂場を構える大阪ハニーのハチミツ商品やそのハチミツを使用したフィナンシェ、化粧品をスーパーマーケットとして初めて販売。同じく梅田エリアに店舗を構えるベーカリーショップ「Dali(ダリ)」の自家製の無添加生食パンなども展開。地元企業とのコラボで地域活性を図る。
素材にこだわった商品ではライフ・小麦の郷の小麦とビオラルの砂糖を使用したWブランドのベーカリー商品も。また健康トレンドとしては、プロテインバーやエナジーバーを品ぞろえ豊かに展開。欧米で人気の発酵飲料コンブチャ(昆布茶とは別物。紅茶キノコのこと)も導入、親しみやすいフルーティーなフレーバー商品で提案。
24年度のビオラル事業は売上計画の100億円を超え、10店舗体制、新商品400品目の目標値をいずれも達成した模様。3月は出店ラッシュで同店舗のほかに25日に「新宿京王百貨店」、27日には神戸市の三宮地下街に「さんちか店」をオープンする。

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