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食品売場を大改装!イオン姫路リバーシティー店/イオンリテール

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イオンリテールはイオンモール姫路リバーシティー(兵庫県姫路市)内の核店舗・イオン姫路リバーシティー店を7月5日、リニューアルオープンした。1993年に敷島紡績(現・シキボウ)姫路工場跡地に「飾磨(しかま)地区(姫路市の臨海部)・地域創生総合都市開発事業」の中核事業として、ジャスコを核店舗とした商業施設・姫路リバーシティーを開業。当時は西日本最大の商業施設として、多くのメディアに取り上げられ話題を呼んだ。
時代は流れ環境変化が顕著となる中、特に中心となる食品売場の改装が大きなテーマだったが、建物の構造的な問題から大型改装が難しく、売り場の魅力度が薄らいでいた。つまり今回は、開業から30年以上を経て初めての大幅リニューアル!改装後の状況は想定を上回る来店が続いており、売り場は嬉しい悲鳴の毎日をおくっているという。さて、何がどう変わったのか?

●食品売り場は800坪強に拡大
レジの位置を移動して700坪弱だった食品売り場を800坪強に拡大。来店客がスマホでバーコードをスキャンする「レジゴー」を導入したことで、レジ台数を削減し十分な売り場スペースを確保。一方でバックルームもレイアウト変更などで対応し効率的な作業現場を実現した。

●冷凍食品は近畿圏で最大の品ぞろえ
売り場を拡大したのは主に生鮮品と冷凍食品、日配カテゴリー。
中でも需要の高まりがとどまるところを知らない冷食は、改装前の3倍となる1500品目をそろえる。これは近畿地区の同社店舗としては最大となる。売場面積も倍増した。品ぞろえもアッパー商品から価格対応の自社ブランド・ベストプライスまで幅広く、2極化に対応。山形県、北海道を中心とした、農産物の小売、卸売販売を行う東根農産センターが扱う果実を、伊藤忠食品の凍眠ブランドとして展開する凍結果実(シャインマスカット、さくらんぼ佐藤錦など)や淡路屋が展開する「ひっぱりだこ飯おにぎり」「神戸名物すき焼き弁当おにぎり」など、これまでになかった商品が目白押し。規模だけでなく見ているだけでも楽しめる売り場に生まれ変わった。

●高まるデリカ需要に対応
もともとデリカ需要の高い店舗。これまでは十分な品ぞろえ対応が出来なかったが、今回はデパ地下さながらの品ぞろえと品質を誇る「リワードキッチン」を導入。さらに店内で焼き上げる本格ピザ「ピッツァ ソリデラ」、水産部門の商品を調理した、魚惣菜「魚魚炎(ととえん)」も登場。生鮮品は4等級以上の黒毛和牛を採用した「匠和牛」や地元野菜、カットフルーツを強化。対面式の鮮魚販売にも注力する。また、加工食品でも酒類や和日配などで「兵庫うまいもん」とした地元商品を幅広くそろえた。店ぞろえとしては、これまで同社グループの姫路市内の店舗に見られなかった、コーヒー豆と輸入食品の店「カフェランテ」も導入。

●絶好調のスタート
リニューアル初年度の売上目標は、改装前と比べ110%の伸長を見込んでいるが、オープン後の1週間では計画を上回る需要が得られている。改装したからといって、必ずしも大きく伸びるとは限らない中で、同店に想定以上の来店客が詰め掛けている現状を見ると、約30年前の開業当時からのヘビーユーザーが、今回の改装を心待ちにしていたことがうかがい知れる。また、30~40歳代を中心としたファミリー層の購買意欲も刺激した様子で、冷食やデリカなど新たに投入した施策は、世代を問わず魅力的と捉えられたようだ。
店舗側としては万感の思いの中で嬉しい悲鳴を上げているというところだが、売り場だけでなくイベント活動にも力を入れるほか、将来的には施設全体の活性化も視野にあり、今以上に顧客の支持率が高まる余地はありそうだ。

【イオンモール姫路リバーシティー概要】
所在地/兵庫県姫路市飾磨区細江2560番地▷規模/面積10万2600㎡、店舗面積7万942㎡▷テナント数/130店舗▷駐車台数/2623台▷営業時間/食品売場=8~23時、専門店=10~21時

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