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播州そうめんと乾しいたけサンプリングで姫路地下街が大賑わい!/兵庫県乾麺協同組合

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揖保乃糸の試食会(兵庫県手延素麺協同組合)も

PRキャラのそうちゃん、めんちゃんが見守る中、サンプリングがスタート

7月7日の七夕の日、JR姫路駅近くの地下街は大勢の人でにぎわった。地元の人気商品・播州素麺と乾しいたけの無料配布が行われたためだ。これは地場産業製品の播州素麺の認知拡大と素麺の具材としての椎茸の普及を目的に、兵庫県乾麺協同組合が例年行っているサンプリング事業。「播州そうめん」約1500袋(約4500食分)と乾しいたけの無料配布と災害等被災者への継続的支援(日本赤十字社を通じて寄贈予定)を目的としたもの。

当日は11時からの開始予定だったが、早くから多くの人が行列を作ったため20分ほど前倒しでサンプリングがスタート。午前中とはいえ、既に気温が高くなっており、駅から地下街へとつながる会場は人が集まりやすくなっていた。また、サンプリングの横では兵庫県手延素麺組合による「揖保乃糸」の試食イベントも行われた。こちらは2000食以上を用意し「冷やしそうめん」「冷やし鶏だしラーメン」「トマトそうめん」の食べ比べを提案。暑い中、素麺でひとときの涼を感じ取った参加者の顔から笑みがこぼれた。

兵庫県乾麺協同組合の瀬川徹副理事長・PR委員長(マルツネ会長)は「機械麺の配布と手延素麺の試食で、多くの人にその特性や違いを知ってもらう好機となった」と満足気。7月20日には「そうめん茹でマイスター検定」も予定しており、素麺をよりおいしく食べるためのゆがき方を広め、さらなる素麺需要の拡大につなげていく。

今年は乾麺・手延素麺とも順調出荷を続けている。昨年は、全国の乾麺産地の中で播州だけが増産した。さすがにこれ以上の増産は、生産者への負担が大きくなるため難しいが、直近の猛暑が続くようなら昨年並みの旺盛な需要が期待できそうだ。

あっという間に長蛇の列

手延素麺の試食も大人気

模擬設備を使い手延素麺作りの実演も

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