三井食品関西支社は4月26日、大阪マーチャンダイズ・マート(大阪市中央区)で第31回関西メニュー提案会を開催。257社(229小間=加食63、業務用36、酒類40、低温8、総合26、オリジナル47)が出展、得意先500社700人が来場した。
2020年の春以来となる提案会は、当初の2月開催から感染状況を見極め4月にずらして開催。提案会場とは別に商談室を設け、提案・商談ともに充実させた。オリジナル企画は、食品・酒類・スイーツなどでプチ贅沢を提案。家飲み需要には様々な割材を活用したハイボールを推奨。特に注力したのはSDGsの取り組みとして「エシカル惣菜」やスジアオノリの陸上養殖大手の商品や事業などの紹介。恒例の「にっぽん元気マーケット」では長野・和歌山・岡山・高知・香川の各県から地元の元気なメーカーが出展し、地元で愛される食材を発信。またコロナ禍で流通が減少した外食向け食材産地の応援として「産地応援 三大地鶏食べ比べ」を企画、好評を博した。
なお、イチ押し留め型商品としては「久世福商店」とコラボした「あんバター」「苺あんバター」「海苔バター」「七味なめ茸」などを訴求。500円前後の単価だが今年の発売以降、品薄となるほど人気を示した。
関西支社は昨年、近畿統合ドライセンターが竣工。取引企業・扱いアイテムも増え順調な稼働を続けている。次回の提案会は7月の開催を予定している。
WEB先行記事