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〝精肉+一人焼き肉〟複合の新業態/ダイリキ

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焼き肉の魅力をトータル提案

新業態のダイリキ若江岩田駅前店

「ワンカルビ」「きんのぶた」などを展開するワン・ダイニンググループのダイリキ(大阪市、髙橋淳社長)が、精肉販売と一人焼き肉を融合させた新業態を開発。大阪の東大阪市に9月15日、複合型の1号店「ダイリキ若江岩田駅前店」をオープンした。焼き肉を内食・外食のトータル提供が狙いで、今後は路面店のほか小売店への出店も計画している。

同社が強みとする精肉販売は「焼肉市場」で対面販売を実施。焼き肉提案の強化が特徴で、既存の精肉売り場は牛肉の小間切れやスライス、豚肉など汎用性のある商材を幅5m、焼き肉用を幅3mのショーケースで展開するが、同店舗では焼き肉用を5mと広く確保。焼き肉用の商品数は通常の約2倍の50~60品を用意した。

品ぞろえは値頃な100g198円程度の輸入牛ハラミなどから、アンガス牛、アメリカンビーフ、黒豚、高価格な黒毛和牛900円前後など幅広い。人気が高まっているホルモンも10種類超と豊富に展開する。また畜肉以外にもシーフードやキムチ、冷麺、タレなど関連商品も充実。ニンニクしょうゆダレやみそダレなどで、もみだれの無料味付けサービスもあり、買って自宅で焼くだけで本格的な焼き肉が楽しめる魅力を訴求する。

一方、新展開の一人焼き肉店「お肉屋さんのひとり焼肉」は、一人一台の無煙ロースターで焼肉定食などが楽しめ、主婦やサラリーマンがメインターゲットとなる。パーテーションで仕切ることで落ち着ける空間が24席。新型コロナを受けたニューノーマルにも対応し、入り口では非接触型検知器による検温を行うほか、モバイルオーダー(LINEアプリ)とセルフレジの導入で、非接触の注文と会計を可能にした。

定食は12種類で肉の量を120g、150g、200gから選べる。焼き肉にご飯、スープ、キムチ付き。看板メニューは「上ハラミ&ダイリキカルビ&牛タン定食」120g880円~。このほか「日替わりランチ」同680円~、「上ロース&上ハラミ定食」同850円~、「冷麺&上ハラミ&ダイリキカルビ定食」同780円~、「肉屋の4種盛定食」同1180円~など。サイドメニューや単品では、ホルモンが10種類以上もあり一人飲みにも最適。まる腸198円、牛タン280円など。

【ダイリキ若江岩田駅前店概要】住所/大阪府東大阪市岩田町4-18-33▽営業時間/焼肉市場10~19時。お肉屋さんのひとり焼肉11~21時▽客単価(ひとり焼肉)/昼950円、夜1300円前後。

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