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THE FOOD WEEKLY

関西 冷凍食品

アサヒウェルネスフーズが冷凍弁当事業を強化へ/グルメ杵屋G

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今年4月稼働の新本社工場を公開

冷凍弁当の盛付け工程

グルメ杵屋の子会社で冷凍食品製造業等を行うアサヒウェルネスフーズ(大阪府貝塚市二色中町7番地11、藤田良宏社長)は11月19日、業界紙向けに本社工場を公開し事業展望も説明した。

冷凍おせちの盛付け工程

同社の年商は約32億5000万円(2017年度)。冷凍弁当事業と冷凍おせち事業の売上高がほぼ半々で今期も増収ペース。藤田社長は「冷凍弁当事業は年間500万食を製造し業界内シェアは上位。マーケットも追い風でさらなる拡大が期待できる」と力強い。冷凍弁当は栄養価等が計算され、1トレイで主食やおかずが摂れる簡便さが強み。主に個人向け宅配に利用されるが、カロリー制限、塩分調整を行った生活習慣病患者向けの製品もあり、施設からの引き合いも強まっている。

現在、同社の宅配弁当は約550円〜750円前後で販売されるが、年金受給者などには価格面でハードルが高いという。藤田社長は「企業努力を行い、400円台で販売できる商品を作ることが使命」と展望を語った。

藤田社長

また、年間24万セット(62万段)を製造する冷凍おせち事業については、家でおせちを手作りせず完成品を買う人が増えていることから引き続き需要があると説明。こうした高まるニーズを追い風に早期に冷凍弁当1000万食、冷凍おせち100万段の販売を目指す考えを明らかにした。

本社工場は約25億円を投資し、今年4月1日から稼働。敷地面積約6600㎡。冷凍弁当・冷凍おせちを製造。製造工程では食材を工場内で調理した後、盛り付け工程、冷却工程、梱包工程へと進む。特徴的なのは盛り付け工程。多種多様な組み合わせによりアイテム数が1000を超えるため機械対応が難しく、同工場では約300人が製造に携わる。機械化は梱包等で進むが、盛り付け工程では今後も人員確保が課題。同社は従業員を定着させるため社内食堂や託児室、技能実習生向けの寮を設けるなど満足度向上に努めている。

安全安心への対応も進め、食品検査室での製品解析の他、X線分析装置・金属探知機による検査などを実施。工場内はリタンエアデシカント除湿方式を採用し、快適な作業空間作りやウイルス対策、省エネにつなげた。

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工場外観
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