和食・寿司の調理技術を競う!
がんこフードサービスは寿司・和食の調理技術向上を目指し、「第15回 日本料理コンテスト決勝大会」を10月29日に大阪本社で開催。参加社員271人の中から精鋭20人が決勝に進出した。小嶋達典社長は「正確な調理は商売の原点であり、接遇技術も含めて技術の継承を進めたい」と期待を寄せた。
決勝では和食(調理長の部、一般の部)、寿司(店長の部、一般の部)の4部門に分かれて調理し、小嶋社長らが試食審査。まず全部門統一のメニューである鯛を調理。一匹丸ごとを捌き、和食調理長の部では造りや寿司などの鯛尽くしを、他3部門では鯛の三枚おろし・薄造りを調理し、熟練の包丁捌きを披露した。
その後、個人の創作メニュー作りでは売価条件などを決めた創作一品料理(和食部門)、寿司盛込み(寿司部門)を手掛けた。知識・技術・創造性・アイデアをフルに発揮し、食材の良さを生かす調理技術や笹飾り等の巧みな技も使って日々の研鑽の成果を競った。
優勝者は寿司一般の部が安保裕貴さん(阪急東通り店)、和食一般の部が西村晃生さん(平野郷屋敷)、寿司店長の部が永井秀明さん(梅田本店)、和食調理長の部が高森裕太さん(高瀬川二条苑)がそれぞれ選出された。
なお、会場ではがんこの豆乳を使った湯葉や豆腐の試食も行われた。
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