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大阪・福島に肉デリとビストロの融合店/なんつね

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世界的シャルキュティエが腕振るう

こだわりのシャルキュトリーが多数

食肉加工機械の製造、販売、中食商品製造のコンサルティングを手がけるなんつね(大阪府藤井寺市)が外食業界に参入した。大阪市福島区に自家製シャルキュトリーなどが楽しめるミートデリとビストロの融合店「Meat Deli Nicklaus’(ニクラウス)」を9月15日にオープンした。

新業態開発の経緯について、なんつねの南常之社長は「街の精肉店のサポートを行っており、この業態を新たな精肉店のモデルとして提案する」と意気込む。

注目は2017年第2回パテ・クルート世界選手権第2位の阪口義朗シャルキュティエが腕を振るう自家製シャルキュトリー。技術力が必要とされるフォアグラを使ったメニューなど、大阪でもここでしか食べられない珍しいメニューが充実。店舗2階のミートファクトリーで手作りされ、2日以上かけて丹精に作るメニューもある。製品はビストロでの提供に加え中食用途として店頭販売も行う。

看板メニューは「パテアンクルート・コション」。ピスタチオと豚肉の赤身、フォアグラの色合いの美しさが特徴。パートブリゼというサクサクの生地で包み込み、中身のしっとりとした舌触りとの食感の違いも楽しめる。100g、1100円。「同 カイユ」は鶉を使ったレアな商品。100g、1200円。「ジャンボンブルゴーニュ」は豚スネ肉をやわらかく煮て、パセリと白ワインをゼラチン質で固めたもの。100g、600円。これらシャルキュトリーは店頭販売の他、ビストロでは盛り合わせ等で提供する。

ディナーは肉料理約30種類、その他にも約30種類の料理とクラフトビール5種類、ワイン約20種類を用意。この他のフードでは「肉屋のコロッケ」480円、「肉屋のポテサラ」580円など多彩だ。

ドリンクは国内屈指のクラフトビールマイスター・田嶋伸浩氏がプロデュースするオリジナルクラフトビールやシニアソムリエ監修のワインなどを提供。「南常麦酒 河内ビール」はホップと大麦のみを使い、苦味を抑えたフルーティーな味わいを表現。肉料理に良く合う。980円。

【新店概要】所在地/大阪府大阪市福島区福島8-1-15▽席数/31席▽営業時間/11〜23時(ディナー17〜23時)。定休日は未定▽客単価/3500〜4000円

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