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大阪市内にSMとキチマの融合店/阪急オアシス

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福島の共同開発エリアにグローサラント型

阪急オアシス福島ふくまる通り57店

阪急オアシスは5月15日、「阪急オアシス福島ふくまる通り57店」をオープン。14日に店舗説明会および店舗内覧会を開いた。

JR大阪環状線から徒歩3分の好立地。当地は阪神電気鉄道と西日本旅客鉄道が、福島五丁目・七丁目共同開発計画を実施。ホテルと商業施設が入居する複合ビルを4月15日に竣工し、ホテルはホテル阪神大阪の別館「ホテル阪神アネックス大阪」、商業施設部分は阪急オアシスが出店した。同施設とJR大阪環状線の間の通りを「ふくまる通り57」と命名し、同施設とJR高架下店舗が一体となって地域活性を図る。

店舗は2層で売場面積318坪と小型ながら、SM業態のオアシスと、梅田で展開するグローサラント・キッチン&マーケット(キチマ)の融合型店であることが最大の特徴だ。

1階には農産、デリカ・ベーカリー、日配、菓子など日常使いの品揃えを展開。また店舗外側にはスペインのバルをイメージした約108席のキチマゾーンを設け飲食が楽しめる。通り向かい側には外食店もあり、さながら屋台村の様相。2階は水産、畜産、ドライ、リカー、冷食・アイスなどを展開。キチマゾーンではドリンクカウンターを設置したほか、購入した肉で焼肉が楽しめるカウンターなど約50席のイートインを設けた。

農産はキチマで人気のドライフルーツを揃え、小量目のレンジアップ商品も新規導入。水産は即食率を高めバル対応を実施。時間帯別に加工度を変えて出来たてを提供する。注力する畜産は焼肉コーナーのザ・グリルを設け、対面コーナーでA5ランク和牛厚切りアイテムを目玉商品として展開。ハンバーグはバイオーダーで提供する。

デリカ・ベーカリーは低糖質のアジアンメニューBOX弁当、ひと手間加えたおかずメニューのほか、夕方以降はおつまみ、バルメニューなどを提案。雑穀米を使用した「からだ想いのちょこ寿司」も新規導入。また100円パンに加えこだわりの上質パン、本格的な食事パンも展開。

加食はドライ、日配とも簡便、個食、健康を軸に品揃え。ジャパニーズクラフトビールコーナーではスタイル別の飲み方提案も行う。ヘルス&ビューティーコーナーでは単品完結型商品を展開。忙しい女性に向け即食・小容量メインの提案を図る。ホテル客の朝食需要を見込み、サンドイッチメニューも強化。

店舗周辺は人口増加エリアで20~40歳代が50%を占め、1日平均の駅利用者(JR環状線、同東西線、阪神線計)は約9万人と昼間人口も多い。店舗と隣接するホテルは6割が中国・アジアからを見込み、インバウンド需要も期待できる。

【店舗概要】所在地/大阪市福島区福島5-18-25▽売場面積/1051㎡(1階567㎡、2階484㎡、3階=クリニック=440㎡)▽年間休日/1月1、2日▽年商目標/19.5億円(SKU8065)▽売上構成比(%)・品目数/加食・雑貨46.0、6736、生鮮・デリカ・ベーカリー52.9、1229、その他1.1、100▽商圏人口(1km)/4万3646人、2万3851世帯▽店長/辻田晴紀▽従業員数/98人(社員18人)

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