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AIが毎日の献立を考案/ニチレイ

投稿日:2020年11月17日

スマホアプリ「conomeal kitchen」を開発

アプリ「conomeal kitchen」を開発

ニチレイは、AI(人工知能)を活用し毎日の献立を提案するスマートフォン用アプリ「conomeal kitchen」(このみる きっちん)を11月18日から公開。17日のオンライン会見で、技術戦略企画部事業開発グループの関屋英理子アシスタントリーダーが概要を説明した。

アプリの利用は、まず6つのアンケートに答え、人の食嗜好性を分析するAIで6つの食タイプ(スマート、ロジカル、インパクト、グルマン、セーフティー、ナチュラル)に診断。さらに献立を作る日数(最長5日分)、何人分、気分に合う食材やキーワードを選択すると主菜、副菜などのメニューのほか、作り置きできる自家製ミールキット、買い物リストなどが提案される。

アプリ開発にあたりAIが完璧に献立を決めるのではなく、選択肢を残すことで利用者に食を選ぶ楽しみも提供する。メニューは約350レシピを用意し、日本料理店「粲(sun)」の盛山貴行総料理長、料理人とライフスタイルデザイナーの夫婦ユニット「てとてと」、作り置きニストのMiki Muranaka氏が監修した。価格は無料だが、一部サービスは課金も予定。対象機種はiPhoneのみで、今後Androidも計画する。

関屋氏は、食事作りで最も負担に感じるのは献立を考えることで、この悩みは30年間で変わってないと指摘。今後アプリが課題解決の一助になると考えており、「将来的にはネットスーパーやIoT家電との連携も構想している」と明かした。

「conomeal kitchen」サイト
https://kitchen.conomeal.jp/

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