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ギンビス/「エダマメン」「レディコーン」(61)

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キャラ活かしたスナック菓子

ギンビスはおつまみヒーローというキャラクターの世界観を生かしたスナック菓子「エダマメン」「レディコーン」を2月25日に新発売した。ユーチューブを中心にSNSを活用した新たな販促など、マーケティング部商品企画開発課の三瓶伊織氏に話を聞いた。=写真はキャラクターのエダマメン

─開発の背景とは。
三瓶 今後のさらなる成長を見据えて第4のブランドの育成を進めていた。その中で独自の焼きの技術を生かしたスナック(枝豆、トウモロコシ)を土台とし、今までにない〝おつまみスナック〟分野の開拓、ブランド化を目指した。

─着想のきっかけは。
三瓶 枝豆系菓子の一番の弱点を、食べるきっかけが少ないところにあると推測。まずはパッケージのインパクトを高めて購入の機会を増やそうと考えた。ブレストミーティングをした結果、ヒーローを立てる手法にたどり着いた。
当社商品のメインターゲットは30~40歳代の女性だが、今回は家飲みにフォーカスしながら30歳以上の男性を狙う。さらにアメコミなどのヒーローものが受けている現状を踏まえ、おつまみヒーロー「エダマメン」が誕生した。エダマメンはギンビスの社員で〝枝間面太郎〟という設定。ギャラクシーベジタブルエンパイアという宇宙からの敵と戦う。トウモロコシ味の「レディコーン」も加え、かっこいい女性キャラクターを起用した。

─スナック形状を六角形にした理由とは。
三瓶 最大の理由は塩が絡みやすいこと。いろいろと試作を繰り返したが、しっかりとシーズニングが付着し微妙な凹凸にも塩が入り込む。容量は2日目に持ち越さないという男性心理を突き、食べ切りの40g(120円)とした。

─SNS中心の販促を進める理由とは。
三瓶 自社完結ができコスト抑制できる上、高い費用対効果が期待できる。ユーザーが近いことも魅力だ。特に今回注力するユーチューブは当社初の試みで、商品発売後も継続的にコンテンツが提供できる。全国の営業所の社員などを巻き込んで、各地でのイベント協賛などにも取り組みたい。

2019年3月18日付

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