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黄えんどう豆グルテンフリー食品で腹部不快感軽減/ミツカンG

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腸内環境改善とQOL向上の可能性を確認

ZENB JAPANとMizkan Holdings中央研究所は、黄えんどう豆を主原料としたグルテンフリー食品が、小麦摂取による腹部不快感を軽減する可能性を確認したと発表した。
本研究は、小麦食品を日常的に多く摂取する18~64歳の健常者30人を対象に実施。黄えんどう豆をうす皮までまるごと使用したパスタやパン、スナックなどを取り入れた「グルテン低減食」を4週間継続し、腹部症状や生活の質(QOL)、腸内環境への影響を検証した。
その結果、腹部症状を有する群では、
・腹部膨満感
・腹痛・不快感
・残便感
・急な排便要求
・硬便
といった症状が有意に改善。ゆるい便についても改善傾向がみられた。
また、QOL評価では、グルテン低減前に見られた「精神的側面」「全体的健康感」「社会生活機能」「心の健康」の低下が改善し、健常群との差が解消された。
さらに腸内細菌叢の解析では、症状改善と関連する複数の菌が確認され、整腸作用で知られる「Butyricimonas」や「Eubacterium hallii group」などの有用菌の関与が示唆された。
これらの結果から、黄えんどう豆食品を取り入れたグルテン低減食は、腸内環境を整えながら腹部症状を改善し、QOL向上に寄与する可能性があるとしている。
本研究は、アレルギー学分野の専門家である藤田医科大学の矢上晶子教授の監修のもと実施され、2025年10月に京都市で開催された第56回日本消化吸収学会総会で発表された。

■背景:小麦と腹部不調の関係
近年、小麦摂取によって腹部膨満感や腹痛などを引き起こす「非セリアックグルテン感受性(NCGS)」が注目されている。一方で、グルテンフリー食は食物繊維不足による腸内環境悪化の懸念もある。
同社は、食物繊維が豊富な黄えんどう豆食品に着目し、グルテンを抑えながら腸内環境を維持・改善できる可能性を検証した。

■コメント
矢上晶子教授は「小麦を控え黄えんどう豆食品に置き換えることで、腹部症状の改善に加え、炎症や免疫に関わる指標や腸内細菌の変化も確認された。主食選択の見直しによる新たな健康提案となる」とコメントしている。

■ZENBとは
ZENBは、野菜や豆など植物を“まるごと”活用した食品ブランドで、動物性原料不使用・添加物を極力抑えた商品を展開。黄えんどう豆を使った「ZENBヌードル」「ZENBブレッド」「ZENBチップス」などを販売している。
公式サイト:https://zenb.jp
Instagram:https://www.instagram.com/zenb_japan/
X:https://x.com/Zenb_jp

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