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黒アヒージョ料理コンテスト2025を開催/千葉県×国分G

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地域共創ビジネスモデル構築を進める国分グループがプロポーザルで参画

千葉県が新たなご当地グルメとして育成を図る「黒アヒージョ」の料理コンテストの審査および授賞式が2月26日、柏市の「道の駅しょうなん」で開催された。黒アヒージョPRには、国分グループの国分首都圏がプロポーザルとして参画している。

「黒アヒージョ」とは千葉県名産の醤油を使用したアヒージョのことで、千葉県は黒アヒージョを通じて、同県の農林水産物の魅力を全国へ発信していく。3回目の開催となった「黒アヒージョ料理コンテスト2025」には、40作品がエントリー。一般投票と書類審査の一次審査を経た5作品による実食審査と授賞式が行われた。審査は全日本司厨士協会千葉県本部の荻野勝敏理事長が審査委員長を務め、第一印象やネーミング、味付け、素材など9つの評価ポイントから審査員4人によって行われた。

4人の審査員が9つの審査基準で厳しく審査を行った

グランプリに輝いたのは「いすみ市産丸ごとトマトと大原産河豚と九十九里産イワシ自家製アンチョビのアヒージョ バーニャカウダ風」を作った、美味しいパスタ専門店ペッシェアズ―ロ~青い魚~(茂原市)。ホテルニューオータニ幕張やホテル ザ・マンハッタンのホテル勢、さらには異色のラーメン店を抑えてのグランプリ獲得。荻野審査委員長は総評で、イワシの自家製アンチョビに高い評価をつけた。なお他の参加作品は、準グランプリ2作品、ぐるなび賞1作品、スペイン賞1作品に選ばれた。

グランプリに輝いた茂原市のパスタ専門店

会場屋外にはヤマサ醤油の社内ベンチャー・アウトドアオペラがキッチンカーを出店し、黒アヒージョの素の試食販売を行い、途中で完売するほどの人気を見せていた。

ヤマサ醤油の社内ベンチャーが黒アヒージョPRにひと役

この他、県内では飲食店や宿泊施設、道の駅等で「黒アヒージョフェア2025」を開催(1月17日~3月9日)。昨年の56店舗・施設を上回る74店舗・施設が参加し、黒アヒージョを盛り上げている。千葉県では特設サイトも立ち上げており、フェア期間中に千円以上の注文・購入をした人を対象に、人気の柴犬キャラクター「しばんばん」の限定コラボステッカーが当たるキャンペーン等も実施している。

【グランプリ】
「いすみ市産丸ごとトマトと大原産河豚と九十九里産イワシ自家製アンチョビのアヒージョ バーニャカウダ風」(美味しいパスタ専門店ペッシェアズ―ロ~青い魚~)
https://pesce-azzurro.net/
【準グランプリ】
「千葉県産海の幸の黒アヒージョリゾット バレンシア風」(ホテルニューオータニ幕張 オールデイダイニング「SATSUKI」)
https://www.newotani.co.jp/makuhari/
【準グランプリ】
「炭火焼き小籠包の塩レモン黒アヒージョ」(中国料理 天廣堂)
https://tenkoudou.net/
【ぐるなび賞】
「千葉黒アヒージョ!つけ麺まぜそば!」(千葉らぁ麺)
https://chibaramen.info/
【スペイン賞】
「心も体も温まる林SPFポークのスーヴィードとポーチドエッグの“黒アヒージョ”」(ホテル ザ・マンハッタン レストラン&ラウンジ「ザ・テラス」)
https://www.the-manhattan.co.jp/

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