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ドリップ型コーヒーで若年層開拓へ/COFFEE STYLE UCC

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神戸でフレッシュキューブ体験会

神戸でフレッシュキューブを体験

黒田副社長

コーヒー体験

COFFEE STYLE UCCは11月9日にUCCコーヒー博物館(神戸市中央区)で、新商品の飲み比べやキューブ型のコーヒーが堪能できるポップアップイベント「UCC Coffee Experience」体験会を開催。

同社が展開する「CAFE@HOME」のメイン商品で真空パックのドリップコーヒー「フレッシュキューブ」を体験できる事前予約制イベント。11月2~4日に実施した東京会場に続くもの。当日はフレッシュキューブのドリップ体験や飲み比べ、展示など様々なコンテンツを用意。
フレッシュキューブは1杯分のレギュラーコーヒーを真空パックし、新鮮な香りをそのまま届けるドリップ型コーヒー。ディズニーやムーミンのキャラクターコラボデザインも展開している。その商品開発力が評価され、留め型やノベルティ、ホテルの客室用など、相手先のブランドとしてOEM需要が高まっており、今年から対応を始めている。

ドロップ体験&飲み比べ

同社では従来のブランドではカバーしきれない若者需要の取り込みに注力しており、黒田敬祐副社長は「若者がコーヒーを楽しめる機会を増やすことで、コーヒー需要のすそ野を広げる」として今回、東西でイベント実施を決めたと話した。フレッシュキューブは若者など初心者用で、イベントによりどの程度、初心者のドリップでの抽出やコーヒーに関する課題を解消し、関心を高めることが出来たのか、その結果を注視している。

体験会ではUCCコーヒーアカデミーの講師・堀江美穂さんが、コーヒー豆知識、おいしいいれ方などを講習。新鮮な焙煎豆を使用し、自分で豆を挽く場合は細かすぎるとえぐみが出で、粗挽きすぎると味わいが軽くなると解説。来場者はその一つひとつに納得した様子だった。中でもコーヒー一杯分におけるコーヒー成分は1~2%と微量であり、だから適切な水を使うことが大切との話には驚く人も多かった。フレッシュキューブは新鮮な焙煎豆を使っており、適度な中挽きに仕上げた豆を適量使用しているため、コーヒーをいれる際の多くの課題を解消している。なお、現在は一般公開していないコーヒー博物館を、イベント当日に神戸会場の特典として開放した。

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