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天ぷらを最も食べる県は、香川県!/昭和産業

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10月1日「天ぷら粉の日」を前に全国調査を実施

天ぷら粉のパイオニア、昭和産業は10月1日「天ぷら粉の日」を前に、天ぷらに関する意識調査を全国で実施。その結果を9月25日に発表した。天ぷらを最も食べているのは香川県だった。

同社は1960年10月に世界で初めての天ぷら粉をアメリカ・ロサンゼルスで発売。天ぷら粉を使って簡単においしく作れる天ぷらを、より多くの人に楽しんでもらいたいとの想いから、2020年に記念日登録した。今回、全国の都道府県在住20~60代男女4,700人を対象にWEB調査(8月17~22日)を実施した。

天ぷら喫食頻度1位は香川県で、月に2~3回が36.0%と最多。それ以上を含めると64.0%と他府県を大きく上回った。2位以下は徳島県(53.0%)、岐阜県(50.0%)、福井県(49.0%)、山形県、福島県、和歌山県(各47.0%)と続いた。

さらに天ぷらへの好意度は全国の8割以上が「好き」と答えており、中でも大分県は約半数が「非常に好き」という結果に。また、天ぷらの魅力については「いろいろな食材」や「旬の食材」を味わえることだった。

天ぷらの入手方法につては、約3割がスーパーの惣菜で購入(1位は新潟県:43%)しており、家庭内での調理(同長野県:53%)が続いた。その他はうどん・そば店、天ぷら専門店となるが、福岡県は天ぷら専門店が26%で第1位だった。

好きな天ぷらの具材第1位は男女ともに「エビ」で、男性はイカを含めて魚介類に、女性はさつまいもなど野菜系が人気となった。同時に訪日外国人に推奨したい具材を聞くと、1位は「エビ」。2位以下は「野菜のかき揚げ」「さつまいも」「かぼちゃ」など野菜系となった。

天ぷらの食べ方については、自宅調理では6割以上の人が「天つゆ」(1位は鹿児島県:72%)と答えており、他では塩、醤油、ソースなど。ちなみに塩の1位は滋賀県(24%)、醤油は茨城県(17%)、ソースは沖縄県(12%)となった。

この他、惣菜の天ぷらの温め方は約4割が電子レンジ、約3割がトースター。食べる際に一緒に食べるものは、過半数が「ごはん」(56.6%)。次いで「うどん」(39.1%)、「そば」(31.3%)。うどん派は群馬県、香川県、岡山県、栃木県。そば派は新潟県、宮城県、茨城県等の関東や中部に多い傾向に。

最後に天ぷらの調理について聞くと、自宅での調理は「月に1回」が15.0%、「2~3カ月に1回」が14.6%、「月に2~3回」が12.4%。「月に1回以上」が36.9%に対して、「全くしない」が25.9%という課題も浮き彫りに。食材は3種類が31.6%で最多。5種類(20.4%)、4種類(19.2%)と続く。また調理する季節は秋冬が過半数。世代が上がるほどに寒い季節を好む傾向も見て取れた。

昭和産業ホームページ
https://www.showa-sangyo.co.jp/

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