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毎年11月は“ごま”んぞく月間/かどや製油

投稿日:2023年10月27日

ごまの魅力を広く発信する取り組みを開始

安田美佐子氏

11月は「〝ごま〟んぞく月間」。1858年に小豆島で創業したかどや製油(東京都品川区:久米敦司社長)は、いいごまの日(11月5日)を軸に、毎年11月をごまの魅力や同社の取り組みを訴求する月として制定した。

2021年に「変革と挑戦」を長期ビジョンに掲げた同社。マーケティングスペシャリストの安田美佐子氏は、「毎年11月に様々な施策や新しい価値を提案し、かどやのファンを増やしていきたい」と語り、創業165年の老舗企業が新たな魅力を届けていく考えを示した。

今年は同社初のスキンケアブランド「SESALIS(セサリス)」を7月31日に立ち上げ、第1弾として保湿効果に優れたセサミオイルをたっぷり配合した「モイスチャージェルクリーム」を発売。さらに応援購入サービス・Makuakeを活用して、ごまのプロフェッショナル企業のノウハウを詰め込んだ「ごまの実オイル」(180g)の先行予約販売を9月12日から開始。11月4日からオンラインショップ、同社が運営するごま専門カフェ「goma to」(昨年6月にオープン)での販売も開始。そして、11月の〝ごま〟んぞく月間で幅広い取り組みを始める。

まずは縁の地・小豆島では、小豆島工場資料展示室「今昔館(こんじゃくかん)」の見学を10月30日から再開。「goma to」では11月1日から黒ごまをたっぷり使った冬限定の和スイーツ3種も登場。「黒ごまと抹茶のティラミス」(税込930円)は、自家製の黒ごま蜜シロップをかけていただく、濃厚なごまと抹茶の風味が絶妙。他にも「ごまと抹茶のわらび餅シェイク」(730円)、「ごま抹茶ラテ」(650円)を発売し、東京・自由が丘を散策する時には是非立ち寄ってもらいたい。11月5日からは京都の老舗「都製餡」のあんこ菓子専門店「都松庵」とコラボした「goma toようかん」も販売される。

BS-TBS主催「町中華フェス」(11月3~5日/アーバンドッグ ららぽーと豊洲シーサイドデッキ)には、特別サンプリング協賛。かどや製油のごま油を愛用する原宿の「紫金飯店」とのコラボレーションで、イベント時に提供する全メニューにかどや製油のごま油を使用する。さらに、同店のメニューを購入した人には先着で「かどやの純正ごま油 濃口」(200g)を1本プレゼントする。

他にも、同社公式SNSでは「ごま油×○○ベストマッチはどれ?」キャンペーンを11月5日~15日に実施。抽選で200人にごま油と「鯖ごま油漬け」をセットでプレゼント。

11月5日には小豆島で開催される「しょうどしまフレトピアフェア」にも初出店し、試食や物販を行う。さらに14日には同地の小中学校で食育活動として、〝ごま〟んぞく給食を約850人に提供する。“ごま”んぞく月間1年目で、早くも盛りだくさんの内容だ。安田美佐子氏は「これからは創業の地・小豆島とのつながりを、今まで以上に発信していきたい」と、今後の取り組みの方向性も話してくれた。

かどや製油
https://www.kadoya.com/
goma to
https://www.kadoya.com/gomato/
オンラインショップ
https://shop.kadoya.com/

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