門真市も市制60周年で互いに還暦よろこぶ
エースコックは、ワンタンメン誕生60周年を記念して「ワンタンメン Park in 門真」を10月1日、大阪府のららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真で開催した。
1963年、創業者の村岡慶二社長(当時)は、幅の違う麺で食感の違いを出せばおいしくなると考え、幅の広い「ワンタン」の入ったラーメンを開発。社長は「〝ン〟がたくさんつくから、運がいい。『ワンタンメン』にしよう」と命名された。
この日の同館は、普段の日曜日より1~2割増の集客を見せ、1階センターコートでは在阪ラジオ局の公開収録や、屋上「空の広場」ではBIGガラポン抽選会、ワンタンメン試食会も実施。訪れた子どもたちに〝こぶたちゃん〟サンバイザーがプレゼントされるなど、楽しい1日となった。
イベントを視察に訪れた同社取締役・安田正人副社長は「ワンタンメンはエースコックの顔。歴史は長いが古いのではなく、常に時代のちょっとだけ先を進んでいる。年々小麦粉等の素材が進化するように、ワンタンメンも進化している」とコメント。また「残念ながら全国での知名度は低いが、関東ではダイエーを中心に販促する。近畿エリアではカバー率を100%にしたい」と意気込み、今後のさらなる成長に向けて展望した。
会場の地元である門真市も今年が市制60周年で、エースコック側から誘いを受けてイベントに参加。宮本一考市長も登壇して「ワンタンメンと共に市も盛り上がりたい」と挨拶。市のマスコット「ガラスケ」と一緒に、同社・村岡寛人専務取締役、こぶたちゃんが記念撮影に収まった。
同施設内で営業するライフ・セントラルスクエアららぽーと門真店では、ワンタンメンの臨時特設売場を設置。ワンタンメン・ワンタンメン豚骨しょうゆ・ワンタンメンどんぶりタンメン味の400ケース以上がほぼ完売する盛況ぶりだった。
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