尼崎への出店も計画。売上高1200億円へ
スーパー・コノミヤは「コノミヤ河内長野店」を7月11日、大阪府河内長野市にオープン。ケーズデンキ跡への居抜き出店(2階建)で、新店を含めた周辺4店舗でドミナント強化を狙う。4店合算の売上規模は約100億円となる。
新店の商圏人口は第一次商圏2101世帯5239人、第二次商圏6236世帯1万5237人と比較的人口が多い。来店手段は車が大半でバイクや自転車も。競合は西友、エバグリーン、ばんばん、ディオ、ライフなど多数がひしめく。
店内では従来通り食品を充実。売上構成比(アイテム)は青果13%(320)、海産7%(340)、精肉11%(300)、一般食品19%(3000)、菓子11%(1200)、雑貨5%(1800)、日配品15%(1450)、惣菜・寿司10%(300)、酒類8%(600)。競合環境が厳しいことから差別化として海産・惣菜の充実を課題に挙げる。糖質オフ商品や簡便な冷凍調理品にも関心を示す。
テナントはコインランドリー、美容院、歯科医院、フィットネスが入る予定で、2階にイートインスペースも作る予定。開店日には河内長野市が撮影の舞台となった映画「鬼ガール!!」主演のタレントの井頭愛海氏のサイン会も開催した。
芋縄隆史社長は会見を開き、9月頃には兵庫県・尼崎へも初出店することを明かした。「グループ売上高1200億円を目指す」と意気込みを語った。
【店舗概要】所在地:大阪府河内長野市松ヶ丘中町1290-1▽売場面積:322坪▽年商:12億円▽店長:鳥丸正平▽従業員:59人(社員20人)▽営業時間:9時~21時。
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