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大阪万博開催に期待~経済効果は約2兆円

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IRや街創りの動きも加速/夢洲をスマートリゾートシティへ

大阪万博開催を機に夢州の街創りが進む

2025年に大阪万博の開催が決定した。大阪では55年ぶりの開催とあって関係者は歓喜に沸いた。大阪万博は25年5月3日~11月3日の185日間、大阪の人工島である夢洲で開催される。

テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、サブテーマに「多様で心身ともに健康な生き方」「持続可能な社会・経済システム」を掲げた。前回の大阪万博では日本経済の発展が加速する中で様々な未来の可能性を模索したが、今回は成熟社会の課題を捉えた技術紹介になると推察される。

会期中には約2800万人の来場者を見込み、経済波及効果は約2兆円に上ると試算され、飲食や買い物など食の分野でも大きな商機になると期待が膨らむ。

万博開催が決まり、大きく加速する動きが出てきた。それがIR(統合型リゾート)の実現と、万博開催後の夢洲の活用だ。IRに関してはカジノなどのイメージが強いが展開するのはカジノだけではない。様々なエンターテイメント施設を含む観光施設が対象であり世界中からの集客が期待される。さらに大阪万博開催後の夢洲にはMICE施設として国際会議場・国際展示場の設置や、次世代産業の創造拠点とする考えもある。

企業にとっても新しいビジネスチャンスであり参入を目指す動きも強まっている。こうした動きを捉え大型の展示会が来年、大阪で開催される。それが来年5月15~16日にかけてインテックス大阪で開催される「第1回[関西]統合型リゾート産業展」、「第1回夢洲 次世代まちづくりEXPO」だ。日本初となるIR関連の大型展示会となる。主催は[関西]統合型リゾート産業展実行委員会で、事務局は各種展示会事業を企画運営するイノベント。出展企業は建築、飲食、宿泊、旅行、内装、セキュリティ関連など多岐に亘る。

会期中には[関西]外食ビジネスウィーク、オリーブオイル関西、ワインコレクション関西も同時開催され、1万人の来場客を見込んでいる。

12月12日には大阪市内で展示会の概要説明会が開催され、新たなビジネスに参入しようと様々な業界から約200社もの関係者が出席した。

イノベントの堀正人社長=写真=は「昨年の訪日外客数は約2869万人で、その約4割の1000万人が大阪を訪れており大きなビジネスチャンス」と期待を語った。

また、講演ではグローバルミックスの勝見博光社長が大阪万博とIRの可能性について紹介。大阪万博とIR事業の展開でホテルや飲食業、清掃業などの必要性が高まると指摘。「IRは様々な業界が連携できる一大産業と捉えるべき。地元を中心に活躍できることが強みで、約2~3兆円の規模に育てば大阪市のGDPの約1割を押し上げる」と語った。

さらに行政を代表して大阪市経済戦略局の和田彩立地交流推進部長が大阪万博の概要を説明。鉄道や道路の延伸などの動きが進んでいることなどを紹介し、「夢洲をスマートリゾートシティ~夢と創造に出会える未来都市~がコンセプトの国産観光拠点に位置づける」とした。

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