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主役はミレニアルズ。テクノロジーが生活変える/三菱食品②

投稿日:2018年12月14日

2019年国内市場を展望

2019年の展望
今年は新元号、消費増税、2020年直前など節目の年を迎える。10月の消費増税を受け消費への影響は避けられないながら、新元号による祝賀ムード、ラグビーワールドカップ(9月20日~11月2日)、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたプレイベントによる消費へのプラス効果を期待。

「注目キーワード」には、生活者環境で「ネオジャポニズム消費」「消費増税」「消費の主役〝ミレニアルズ〟」、テクノロジーでは「『プレ○○』2020年に向けた技術進化」「5Gの波及」、流通業界では「店舗のデジタル化」「サブスクリプション市場の拡大」「体験型売場」、以上8点を挙げた。

生活者環境では改元・祝賀ムードと政府の景気刺激策、1980年以降生まれの成人男女「ミレニアルズ」に注目。4月27日~5月6日の10連休が消費にどう影響するのか。高まる祝賀ムードと2020年を前にした盛り上りで〝ネオジャポニズム(造語)〟による消費後押しに期待。景気刺激策では軽減税率、大型減税、その他など政府の施策に期待。
そして、デジタルネイティブなミレニアルズには引き続き注目が必要。金融資産の70%を保有するシニア層を中心とした三世代、四世代消費、さらに「人生100年時代の健康」が大きなテーマとなる。生活者環境では人口減少による過疎化から、各地でコンパクトシティ政策が進む。テクノロジーの進化は生活のあらゆる部分に影響する。例えばキーワードは「ストレスフリー」や「省人・省力化」。

買い物はECの利用者が増加、料理もレシピ動画が拡大。SNSを活用した情報収集や発信。ウェアラブル端末を使った体調管理。電子翻訳機やスマート決済は旅行を気軽にする。クラウド管理の進化から在宅勤務やシェアオフィス、5Gによる遠隔操作で働き方も変わる。介護も映像送信による遠方確認、ロボットアーム等を活用したパワーアシストで効率的になるなど、まさに〝ストレスフリー〟の時代。

また、小売業はリアル店舗の省人化、ネットとリアルのシームレスな買い物で商圏を拡大。メーカーは3Dプリンター等による生産工程の効率化や、SNS等を活用した販促を拡大。物流では配送車の自動化やドローンの実用による無人配送。建築は工事の遠隔操作化と設計図の3D化。公共交通は自動運転車による事故数の減少。医療はロボットアームや高性能カメラ等による確度の高い手術、新ワクチンの開発も期待。レジャーは自動決済によるトラブル軽減と、渋滞緩和、乗車効率を高めることで旅客数の増加にも繋がるなど、〝省人・省力化〟がカギを握る。

テクノロジーの進化では「画像認識」「VR・AR」「電子タグ(RFID)」に注目。プレ○○2020年に向けて、あらゆるモバイル端末を繋ぐ次世代のモバイルネットワーク「5G」のプレサービス開始が9月に予定される。5G社会の実現により買い物の形も変わることが予想されている。

流通業界は店舗のデジタル化が進み、サブスクリプション(月額制)市場の拡大が予想される。既にミールキットの定期宅配ビジネスが急成長を見せている。また、体験型売場にも注目。カフェや物販、アクティビティをワンストップで体験できる〝ライフキュレーションホール〟、ネットとリアルを融合させる空間が増えてくると予想している。

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