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大豆原料のハンバーグ/大塚食品

投稿日:2018年11月23日

高まる肉代替需要に対応

肉不使用のハンバーグを発売

大塚食品は大豆のみで肉の食感を再現したハンバーグ「ゼロミート」を関東エリア中心に11月27日から発売する。

近年、世界中でハンバーグやソーセージの代わりに食べられる肉代替品が注目を集めている。背景には世界人口の急増による食糧不足、穀物に比べ家畜を生産する際の環境負荷の大きさ、ベジタリアンやビーガン実践者の増加等がある。米国での肉代替品市場は1500億円、EUは2000億円と見られ、日本では130億円に留まるが年率70%増で成長しておりさらなる拡大が予想される。

今回発売する「ゼロミート」は素材に肉を一切使用せず、大豆を使用することで肉のような食感と味、香りを実現した。ラインアップは「同 デミグラスタイプハンバーグ」「同 チーズインデミグラスタイプハンバーグ」(各140g、278円)の2種類。「チーズイン~」にも豆乳クリームによるチーズ代替品を使用する。

保管期間は冷凍(フローズン)、店頭販売時は冷蔵(チルド)の環境に配慮したパウチタイプのフローズンチルドで、電子レンジで調理する。関東エリアのスーパー、コンビニのほか、ベジタリアン料理を揃えるグリーンカルチャー社の通信販売でも取り扱う。

11月21日に都内のホテルで発表会を開き、新規事業企画部の嶋裕之部長=写真上=が新商品開発の経緯を説明した。同社は長年にわたり大豆飲料「スゴイダイズ」を手掛けているほか、海外のグループ会社ではカナダのデイヤフーズ社、フランスのニュートリション・エ・サンテ社でも大豆製品を取り扱っており、今回大塚グループが持つマーケティング力と技術力を活用。一般的な肉のハンバーグとの比較調査では、約半数の人が「ゼロミート」をおいしいと支持した。

日本国内は糖質コントロール実践者が多く、中には肉食を減らす実践者もおり肉代替品への需要が期待できる。嶋部長は「お肉は好きだが控えている方をターゲットに、店頭試食などで認知を広げ5年後には売り場を確立したい」とビジョンを語った。

会場では書籍「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」の著者で、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の津川友介助教授=写真下=が講演。大豆などの豆類は血圧やコレステロール、中性脂肪、血糖値の低下、乳がんのリスク低減の可能性など「健康に良いとうエビエンス(科学的根拠)が複数ある」と述べ摂取を推奨した。

 

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