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初の〝生麺〟カップ/日清食品チルド

投稿日:2018年10月26日

レンジ調理で本格感向上

「レンジカップ 行列のできる店のラーメン」

日清食品チルドはレンジタイプのチルドカップ麺「レンジカップ 行列のできる店のラーメン厚切り叉焼麺」2種を11月19日から関東及び近畿地区で新発売する。生麺を電子レンジで茹でる新提案。10月24日に本社で会見した伊地知稔彦社長=写真=は「新しい市場を創造したい。今までにない新しい付加価値、良い商品ができた」と期待を寄せた。

今年上半期のチルド麺市場は概ね前年並みで推移。5月こそ気温が安定しなかったことで前年を大きく下回ったが、その他の月は好調。品目別では猛暑から冷し中華が好調(106%/同社推計)で、焼そばがやや苦戦した。食数別で2食入りが引き続き拡大傾向にあり、逆に3食入りは縮小を続ける。世帯構成の変化や付加価値商品が市場構造変化の背景にある。

伊地知社長は「まずまず」と上半期を回顧。簡便調理と野菜を食べることをコンセプトとした「フライパンひとつで」シリーズが好調。1人前シリーズも着実に浸透し、名店ラーメン、日清のざるつけ麺、日清の太麺焼そばの主力品も好調に動いた。

CVSやSM惣菜等の調理麺市場は年々拡大傾向を見せ、昨年は4986億円(前年比103.4%)。アルミ鍋・チルド容器入り麺に限れば95億円(内アルミ鍋66億円)と、まだまだ小さいながらも108%と伸長率は高い。同社も新商品「鍋焼どん兵衛」がヒットした。

今回の新商品はチルド本来のおいしさに簡便性をプラス。「行列のできる店」ブランドを活用し、高まる個食・簡便・完結ニーズに応える。麺は一般的なゆで麺ではなく、生麺(16角刃/110g・ウエーブ麺)をレンジ調理することでおいしさが向上。専用の液体スープとレンジ調理対応の新容器も開発。具材もレトルト殺菌ではなく、低温殺菌した厚切りチャーシューとメンマを合わせるこだわり。調理時間は500Wで約8分(600W/約7分)。価格398円、賞味期限20日はCVS等の競合商材との比較でも高い優位性を持つ。背脂豚骨醤油(191g)と、濃厚豚骨味噌(195g)。

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