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魚の包装惣菜強化/イオン

投稿日:2018年10月17日

MSC認証も初採用

松本部長(右から2番目)とメニュー開発に参加した日本大学の学生

イオンは「トップバリュ Fish Deli おさかな惣菜」シリーズを、全国のイオン、イオンスタイル、マックスバリュなど約2600店舗で10月17日から順次販売を開始した。

「トップバリュ Fish Deli おさかな惣菜」シリーズは最大で20品目をラインアップ。日本人の魚離れが問題視される中、食べやすさと調理の手間などの問題を解決。イオングループが実現する「つなぐ」「旬」「ひと手間」の3つのおいしさをテーマに企画・開発した。

「骨取りさばの味噌煮」「かれいの煮つけ」「赤魚の煮つけ」には、持続可能な漁業を目指し年間漁獲量を決めて好漁期のみに獲れたMSC認証の魚種の惣菜(9種)や、餌に小魚などの生餌を使用せず、生態系への影響を軽減しながら養殖したASC認証の魚種を使用した惣菜は2種。MSC認証の魚惣菜は初。ちなみに水産部門売上高に占めるMSC認証の構成比は12%前後という。

世界三大漁場のひとつ、東北の三陸沖で獲れた水産物を調理した郷土の煮つけは〝にぎわい東北〟メニュー3種で展開。漁場と漁期、漁獲後の管理・脂肪含有率を全て調べ、焼魚に最適な原料を選定し、ふっくら焼き上げ製法で仕上げた〝ごちそう焼魚〟シリーズ(6種)には、なかなか味わえない「銀たらの柚庵焼き」(598円)を揃えた。

10月17日にイオン葛西店で行われた「トップバリュFishDeliおさかな惣菜シリーズお披露目会」で、イオンリテールの松本金蔵水産商品部長は魚惣菜の開発を強化した狙いについて次のように解説。近年は和食の食卓登場頻度が減少傾向にあり魚介類の消費量も減少。1人当たりの魚介類消費量は2001年をピーク(40.2g)に、16年には4割減の24.6g。特に50歳以下の消費量低下が課題となっている。逆に肉類の消費量拡大が続き10年に逆転。魚介類離れの要因は価格の高さや調理の手間に対する消費者の不満が多く、健康志向やおいしさに対する前向きな声を上回るのが実情だ。

一方で魚のレトルト惣菜が夕食や弁当での活用を背景に食卓登場頻度を高めており、魚食を素材から調理するのではなく、1人でも簡単に手軽な価格で購入できる惣菜。骨取りや少容量、レンジ・湯せん調理、豊富な品揃えで消費者の不満解消に繋げる。

骨取りさばのハーブレモンを使用し日大学生がレシピ考案

骨取りさばの味噌煮

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