THE FOOD WEEKLY

注目記事 デジタル・IT/EC

丑の日は代用品で!/らでぃっしゅぼーや

投稿日:2018年6月21日

価値観の再定義呼びかけ

らでぃっしゅぼーやは土用の丑の日に向けて、「湯せんだけさんまの蒲焼き」「たんかく牛ランプステーキ用(冷凍)」「丹沢高原豚ヒレブロック(冷凍)」「宍道湖産大和しじみ」など、ウナギの蒲焼の代用商品の販売を強化する。
6月18日本社で会見した同社は、年初に報道されたシラスウナギの大幅減少問題(99%減)を受けて、社会全体に問題定義を呼びかける。ニホンウナギ稚魚の採捕量は1963年に232tだったが、2017年は15tまで激減。一方で、土用の丑の日商戦後に廃棄される蒲焼商品の量が昨年は2.7tにも達した。これは約9000~1万3000匹相当の量になるという。
藤巻啓二取締役は「ウナギの蒲焼の代替を考えることを促したい」と語る。ウナギの蒲焼の大半はチルド製品であり、売れ残りが廃棄される。冷凍にすれば賞味期限が無くなる点も指摘。同社は一貫して国産・天然ものを自社基準により取り扱い、必要量を冷凍・販売してきた。
ただ、ここまで資源の枯渇問題が大きくなってきた中で、「無理に食べる必要はない。代用品で栄養を摂る選択肢もあるはず」と語る。さんまの蒲焼丼や牛ステーキ重、煮豚丼、一口餃子、土用餅、しじみ汁など=写真、価値観の再定義を呼びかける。持続可能をやり切るために、食文化、再生産可能な環境保護の重要性もあるとしている。
なお国産ウナギの蒲焼は継続するが110gで約3000円、昨年よりも1000円程度高い。販売予定数量は約4000パック、昨年の半分程度まで落ち込むとの予測を示した。

WEB先行記事

-注目記事, デジタル・IT/EC

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.