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子供のアレルギー対策を知る/第7回アマニフォーラム

投稿日:2018年11月26日

アマ二摂取と腸内環境改善が有力

別所哲也氏と講演者たち

日本製粉とアマニフォーラム実行委員は日本アマニ(亜麻)協会の後援の下、11月6日に日経カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町)で「第7回アマニフォーラム」を開催。〝子どものアレルギー対策を知る〟をテーマに各専門家らが最新情報を発信した。

子供医療の現場視点から地方独立行政法人神奈川県立病院機構の神奈川県立こども医療センターアレルギー科医長の高増哲也氏が「子供のアレルギーと栄養について」をテーマに講演。まずは医師への相談が必要としながらも、ビタミンDやA、不飽和脂肪酸のオメガ3と6の有効性のほか、腸内細菌叢(そう)が大事だと、アレルギー予防の可能性を示唆した。

研究者の立場から国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の國澤純氏は「食用油と腸内細菌から考える腸内環境の理解とアレルギー克服の可能性」について考察。アマ二油摂取により食物アレルギーの発症が抑制される可能性を、マウスによる研究結果で発表した。しかし、効果の度合いをはじめ食事や薬の代謝にも腸内環境の構成が関わっているところが大きいと指摘した。

また、日本製粉イノベーションセンターの澤根建人氏は「スーパーシードアマニ~研究を通して見えてきたこと~」を紹介。必須脂肪酸のオメガ6が多い肉類の購入率が年々上昇する一方、オメガ3が多い魚は減少していると指摘。必須脂肪酸でもバランスの良い摂取の重要性を説き、アマ二油はオメガ3不足に有用だと話した。

各講演を受け、日本製粉の取締役専務執行役員の清水弘和氏は、多くの健康情報が飛び交う中、専門家による正しい知識の提供が重要とし、「より充実した食生活に役立つと確信している」と今後の更なる発展を願った。

セミナーの締めくくりにはゲストとして俳優の別所哲也氏が登場し、高増氏、國澤氏への質問形式で対談。低体重で生まれた子どもへの不安や疑問のほか、花粉症予防の話まで来場者は熱心に聞き入っていた。

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2018年11月26日付

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