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レトルトが過去最高/日本缶詰びん詰レトルト食品協会

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健康志向でさば缶も好調

日本缶詰びん詰レトルト食品協会は2017年(1~12月)の缶詰、びん詰、レトルト食品の国内生産数量を6月20日発表した。家庭用缶詰の丸缶計(飲料を除く)の生産量は21万4635t(前年比81.2)。原材料費、物流費の上昇に伴う製品価格の値上げなど厳しい環境下、販売数量が落ち込み前年を大きく下回った。一方レトルト食品は最大構成比のカレーが好調に推移し過去最高の生産量を記録した。
丸缶の品目別において水産缶詰は「さば」が3万8977t(105.0%)と伸長。健康、食材提案といったメディア露出もあり、中でも水煮は116%と2ケタ増となった。ツナ缶の「まぐろ・かつお類」は3万3945t(95.0%)とかつおを中心とした原料価格の高騰、小容量化が進み減少した。不漁の影響から「さんま」は9745t(83.5%)、「いか」は1142t(70.3%)。特に「さんま」は統計史上過去最低。「いわし」は豊漁もあり4749t(114.4%)と大幅に伸びた。
果実缶詰は最大構成比の「みかん」が9130t(99.1%)。16年は不作により大幅減となったが収穫量が戻りきらず引き続き前年を割った。
野菜缶詰は「スイートコーン」が1万6067t(111.7%)と16年の台風の影響による大幅減から回復。「ゆであずき」は1万1755t(94.6%)だった。
食肉缶詰は「やきとり」が2051t(92・3.3%)と減少傾向にある。「コンビーフ」は1083t(113.0%)、「うずら卵水煮」は933t(107.5%)といずれも伸長した。
調理・特殊缶詰では「スープ類」は1万7948t(91.9%)だが、小容量のドリンクタイプスープは105.7%と伸びた。「ミートソース」は4928t(100.1%)、「カレー」は4652t(100.1%)と前年並みながら、近年はレトルト食品へのシフトが進んでいる。
レトルト食品は「カレー」が15万6245t(102.2%)。4個パックの180gサイズが牽引しレトルト食品、カレーともに過去最高となった。「つゆ・たれ」は鍋用調味料を中心に5万646t(112.0%)と大幅増。簡便、時短志向の高まりから「料理用調味ソース」は4万3529t(101.5%)、「マーボ豆腐の素」は7809t(104.8)と伸長した。

2018年6月25日付

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