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中部最大卸が誕生へ/国分G×トーカン

投稿日:2018年11月19日

来年4月持株会社設立

右から國分社長、永津社長、福井社長

国分グループ本社(東京都中央区、國分晃社長)と、国分中部(愛知県名古屋市、福井稔社長)、トーカン(愛知県名古屋市、永津嘉人社長)の3社は、兼ねてから協議を進めてきた経営統合について11月8日に締結。国分中部とトーカンの共同持株会社「セントラルフォレストグループ」を2019年4月1日付で設立する。同日、3社首脳がトーカン本社で会見を開き詳細を説明した。

国分中部(年商約1450億円)と、トーカン(同約1467億円)の統合で、年商3000億円規模の中部地区最大級の卸売業が誕生する。経営資源を結集し中部地区の事業基盤を強化。得意先の様々なニーズに対応し、業務効率化、コスト削減を推し進める。

国分中部とトーカンは共同株式移転方式により両社を完全子会社とする共同持株会社「セントラルフォレストグループ」を設立し、国分グループ本社の持分法適用会社となる。社長にトーカンの永津社長、副社長に国分中部の福井社長が就任。資本金は16億円。株式移転比率はトーカンの普通株式1株に対して新会社の1株を、国分中部1株に対して新会社の1.52株を割り当てる。最大株主は株式の約38%を保有する国分グループ本社だが、過半数はトーカン株主が保有する。

國分社長は「市場環境が厳しい中で中部圏でのプレゼンスを強めたいという考えから、トーカンとは日本加工食品卸協会での交流を機に、人的交流や椎茸の製造委託をお願いするなど関係を強めてきた」と経営統合の経緯を語った。新会社の社名は11代目國分勘兵衛社長が1980年代に卸売業者らと流通の将来を考える会「食品流通を考える会」の中で、流通の森を作りたい―との思いを語っていたことから命名された。

今後のスケジュールは12月19日開催の株主総会決議を経て、来年3月27日にトーカンの上場を廃止。新会社は4月1日付で名古屋証券取引所市場第二部に上場予定。決算期は12月となる。

セントラルフォレストグループの販売チャネル別売上高構成比はスーパー33%、外食・加工ベンダー18%、CVS17%、卸問屋15%、ドラッグストア9%、ディスカウント4%、酒販店1%、他3%。商品カテゴリー別では加工食品48%、酒類27%、チルド冷凍17%、物流収入3%、製品2%、他3%。

統合による得意先重複懸念について、永津社長は「トーカンは外食などの業務筋、国分中部は酒類に強みがありシナジーは発揮できる」とコメント。福井社長も「両社は自主自立を基本に地域密着し、互いに企業価値を上げる」と統合効果に期待を寄せた。

2018年11月19日付

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